BOGGYのイタリア料理と山と野草

イタリアファンのBOGGYが作って食べるイタメシのプログです。 登山、ピクニックのアウトドア・イタリアンはいかがでしょう。 革工芸も始めました。

ササユリ鑑賞と野草講座の6月のBOGGY会(2011-06-09)


110609-00-top.jpg
画像クリックで拡大


5月のBOGGY会はメンバーの都合が合わずに休会だった。
しかし6月のBOGGY会は、昨年の秋に、私の野草の師匠であるおくちゃんの案内で、ささゆりの鑑賞会をしようと決めてあった。
幸い天候にも恵まれて実現が出来たのが幸いだった。



9時にメンバーの皆さんが私の所に集合して、師匠のおくちゃんと待ち合わせの可児市のやすらぎの森に向けて出発。
途中の尾張パークウェイに乗ってから、おくちゃんに少し遅れると電話を入れていて、降りる予定の清水ICを行き過ぎてしまう。
仕方なく次の今井ICでUターンをして戻る。それでもなんとか5分遅れだったので、電話など入れずに、ちゃんと清水ICを降りていれば遅刻なしに着いていた筈だった。
公園の門で師匠のお迎えを受けて、早速挨拶とメンバーの紹介。
師匠とは5年来のお付き合いなのに、BOGGY会のメンバーとは全員初対面だったのに驚いた。

110609-01-shokai.jpg


早速軽い荷物にしてやすらぎの森の観察に出発。
すぐに管理棟の近くの森にササユリを発見。今年は少し遅かったけれど、咲き始めていると分って安心。
とりあえずカメラのシャッターを押す。
今日のササユリ鑑賞会にこの公園に決めたのは、ここのササユリはロープを張るなどの保護措置がなく、ササユリに近寄って観察、撮影が出来るのがいいと言う理由から。
最初のササユリはそれにしても遠すぎましたね。

110609-02-sasayuri01.jpg


目の前にササユリの蕾があって、これもとりあえず撮っておく。

110609-02-sasayuri03.jpg


今日は師匠を講師にして、目にした野草の名前や説明が聞けるので楽しみだし、我々初心者では気付かずに見落としてしまう野草も多いし、きっと初めて見る野草もある筈と、その点でも期待していた。
今回はそんなことから、出会った順に野草を紹介して行ことにする。

管理等近くの土手にさっそく野草が一つ。
小さい花で良く見るヤマルリソウのような色をしている。
早速師匠の説明でこれはホタルカズラとい名前。たちどころに野草の名前が分る生き字引を持って野草を観察するのはとても勉強になるし、とても楽しい。

110609-04-hotarukazura01.jpg
ホタルカズラ


次にまたも小さい黄色の野草を発見。これは私も既に知っていたコナスビ。
野菜のナスとは関係がなく、小さい実がナスに似ているせいでそんな名前になったとか。

110609-05-konasubi01.jpg
コナスビ


次の三つはもう何処でも咲いている黄色の見慣れた野草。
それでもおくちゃんはきちんと名前を教えてくれる。

110609-xx-onitabirako01.jpg
オニタビラコ


110609-06-onitabirako01.jpg
ハナニガナ


110609-07-nigana01.jpg
ニガナ


明るいやすらぎの森の遊歩道を、師匠を先頭に歩く。
私も写っているのでこれはメンバーさんの写真を拝借。

110609-08-IMGP8326.jpg


この白いのはノイバラで、薔薇の原種だとか、花びらは5枚の筈がこれは4枚。
シロバナヤマブキにそっくりだが、バラとヤマブキでは葉の形が違うので分る。

110609-09-noibara01.jpg
ノイバラ


逆光に咲き始めのピンクのハナビラが映えて美しいササユリ。

110609-10-sasayuri04.jpg
ササユリ


そのササユリを激写する師匠。

110609-11-okuchan01.jpg


遊歩道では、さっき見た野草の名前、オニタビラコを覚えるのに、オニキャタビラと覚えたとか・・エッ?オニカタビラ? キャタビラはミツビシでしょ?と賑やかな漫才が始まっていた。まるで小学生の野外授業の生徒みたい。(笑)

110609-11-onakama01.jpg


遊歩道の側にまたも小さい白い花が・・・ツルアリドオシと、師匠からは間髪を入れずに花の名前が出る。さすがと皆が感心する。
これは私も始めて目にした野草で、こうして一つでも初見参の野草に会えるだけでも大満足なのに・・・今日は期待できそうと嬉しくなる。

110609-12-tsuruaridooshi02.jpg
ツルアリドオシ
5ミリもない小さい花なのに、毛がビッシリと生えた珍しい野草。


110609-13-tsuruaridooshi01.jpg
ツルアリドオシ2


最初に咲く、薄黄色のヒカケツツジや薄紫色のミツバツツジはもう終わって、これはヤマツツジ。これも終わりかけだった。

110609-15-yamatsutsuji01.jpg
ヤマツツジ


背の低いユリ科の葉の下に花が終わって緑色の実が付いていた。
110609-16-narukoyuri01.jpg
ミヤマナルコユリ


白くて丸い蕾を師匠が発見。これはイチヤクソウ。
高山系の野草には花の色が赤いベニバナイチヤクソウがある。

110609-17-ichiyakusou01.jpg
イチヤクソウ


参考のため、穂高の麓の林道で見たベニバナイチヤクソウを紹介しておきます。
色は違っても花の形は同じです。

110609-17-benibanaichiyakusou.jpg
ベニバナイチヤクソウ


東屋で一休み。ついでに記念写真を一枚。

110609-18-kinen01.jpg


またササユリの写真です。咲いてから時間が経つと、だんだん花が白くなるそうな。
白とピンクのササユリがあるのではないそうな。

110609-19-sasayuri05.jpg


林の中にコアジサイが咲き始めていた。
この透き通るような色がとても好きなのだ。

110609-20-koajisai01.jpg
コアジサイ


東門に出る前にの池の傍にタツナミソウが・・しかしこれも師匠の説明では葉の形が普通のタツナミソウと違って、これはシソの葉のようなのでシソバタツナミソウというとの説明。ふーむ、流石師匠ですね。

110609-21-shisobatatsunamisou01.jpg
シソバタツナミソウ


近くにとても地味な野草をメンバーさんが発見。師匠に良く見つけたと褒められた。
ヤマムグラという名前。
デジカメはこんな細い被写体は自動のピント合わせが大変。
苦労してやっと一枚撮れました。
これも私には初見参の野草なので嬉しい。

110609-22-yamamugura01.jpg
ヤマムグラ


東門近くの亀が泳ぐ調整池に到着、ここからまた遊歩道を一登りして西門に向かう。

110609-23-IMGP8353.jpg


遊歩道から離れた藪の中に、エビネが二株。もう花は終わって、ちょっと情けない状態だ。
それでもこんな場所のエビネをちゃんと見つけている師匠はやはりこの辺りの主なのですね。

110609-24-ebine01.jpg
咲き終わりのエビネ


見事に咲いているエビネを口直しで紹介しておきましょう。
滋賀県の霊仙山のエビネです。

110609-25-sankou-ebine02.jpg


高台に登り返すと、大きな展望台があった。
近くの高圧線が目障りだと、展望台に上らずに通過する。

110609-28-RIMG11689.jpg


展望台の広場に、先月三重県のキャンプ場で初めて目にした、マツバウンランがここにも。
野草を見始めて5年、これまで見なかったこんな野草が、見始めると次々と目に入る。
何処にでもある野草なのだそうで、これまで私の目に見えなかっただけの事らしい。
そう言えば、私は山菜採りの方が野草より倍の経験がある。
それでも最初は、探す山菜がなかなか目に止まらなくて採れなかったのと同じで、これこそが経験なのだと思う。

110609-29-matsubaunran01.jpg
マツバウンラン


やすらぎの森をおよそ2時間、ササユリと野草観察の楽しい時間が終了。
時間もお昼になったので、次の目的地、多治見の深山(みやま)の森に向けて移動した。
ここでお待ちかねのランチタイムに。

110609-30-miyamanomori.jpg


師匠が手頃の東屋を見繕ってくれていたので、早速のランチの準備にかかる。

110609-31-onakama02.jpg


今日ののランチメニューは、BOGGY会初デビューのイタリア料理「ズッパ・ディ・ペシェ」で、これはズッパがスープでペシェが魚、つまり「魚のスープ」だ。
これが国が変わってフランスに行くと、「ブイヤベース」になる。
おおもとは漁師料理で、魚のごった煮だったけれど、フランスでは「ブイヤベース」の定義があって、これに従わないものは「ブイヤベース」ではないそうな。
イタリアではスープの材料にトマトを使うけれど、ブイヤベースはトマトを使わずにサフランを使う。
この料理には、ガーリック・オイルで焼いたパンがつき物で、まずこの準備をする。

今日は、アウトドアで食べるので、今日は小さい鍋に、ゴミを出さないために、貝類は貝殻を外し、魚は頭と骨を取って入れてある。
本来なら、この倍位の大きさの鍋に、貝はそのまま、魚もお頭付きで煮こむと、見た目にもとても豪華な、見栄えのする料理になる。

110609-32-zuppa01.jpg


今回の材料は、ムール貝、アサリ、イカ、帆立、タラ、赤魚、海老、パプリカ、そして出汁は鯛のアラを使った。
魚はカサゴやソイ、アイナメ、オコゼなどの根魚が良いのだけど、岐阜ではなかなか手に入らない。
海老だけは、頭から美味しい出汁が出るので取るわけには行かないのでそのまま入れてある。

110609-33-zuppa.jpg


皆さんお腹ペコペコのベストコンディションで頂まぁーす!。

110609-34-itadakimasu.jpg


ランチの最後はデザートのケーキ類とコーヒーで締めてご馳走様!
ハラこなしに、この公園を散策することに。
残念ながらここには野草は少なくて残念。

110609-36-okatoranoo01.jpg
まだ蕾のオカトラノオ


110609-38-noibara02.jpg
ノイバラ


途中からは、まだ残っていたワラビ採りになって藪を歩いたりして公園の入り口に戻った。

まだ時間も半端なので、予定外だった、御嵩町の「みたけの森」に行くことになった。

110609-40-mitakenomori01.jpg


みたけの森で最初に出会ったのはヤマボウシ。これもほぼ終わりかけで花に生気が無くて残念。

110609-41-yamaboushi01.jpg
ヤマボウシ


次は大輪のノアザミ。何時見てもこの花の色は美しいと思う。

110609-42-noazami01.jpg
ノアザミ


池の周囲の新緑が映えて美しい池を巡る。

110609-43-mitakenomori02.jpg


師匠がソクシンランを見つけてくれた。地味なランですねー。
細くて、風に揺れるので、デシカメではピント合わせが大変。
やっぱり不精しないで一眼持ってくれば良かったなぁ・・。
この花も私のアルバムにまた一つ野草が増える。

110609-44-sokushinran01.jpg
ソクシンラン


ようやくみたけの森のササユリの群落地に到着。しかしまだほとんどが蕾で、一分咲きという所。
咲いたばかりのピンクのササユリがきれいだった。

110609-45-sasayuri06.jpg


カラマツの新緑とササユリの森は、癒しの空気が美味しい。

110609-45-mitakenomori01.jpg


師匠がトンボソウを見つけてくれた。まだ蕾だった。

110609-46-tonbosou01.jpg
トンボソウ


参考のため、以前、岐阜市の百々ヶ峰で見つけたトンボソウ。
咲くとトンボのように見えますね。

110609-47-tonbosou01.jpg
トンボソウ


かなり歩いて秘密の場所に行くと、なんとそこにはカキノハグサという稀少の野草がありました。葉が柿の葉に似ているのでこんな名前に。
流石師匠ですね。素人がただ歩いただけでは絶対に見つけられないと思います。
また一つ私のアルバムに新しい野草が追加できます。

110609-50-kakinohagusa01.jpg
カキノハグサ


予想外に三箇所の森の散策のハシゴを楽しませて頂きました。
師匠のお陰で、目的のササユリの他に、とても多くの初見参の野草にも恵まれた、収穫の多い一日でした。
参加の皆さんもとても満足された様子でした。
秋にはまた師匠の案内で秋の野草の観察会をすることになるでしょう。
とても専門的な説明付きで、案内して下さった師匠に感謝したいと思います。
参加メンバーの皆様、お付き合いありがとう。そしてお疲れ様でした。
(終)


PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する
 

ジオンさん、ケーキさんBOGGY会お疲れ様でした。
でも楽しい、充実した一日でしたね。
ジオンさん早速ズッパ挑戦でしたね。
魚介の種類を沢山入れれば、後はカットトマトを放り込むだけでも、そこそこのズッバになりますね。
いずれ簡単なレシピを考えておきます。
ジオンさんに写真送りませんでしたが、このブログの写真使い回ししてください。
ではまたね。

BOGGY | URL | 2011-06-15(Wed)09:40 [編集]


9日はお世話になりました。m(__)m

Boggyさんが書かれた様に
師匠が即説明してくださって、
花の名前が分かるのも嬉しかったです。(^^)v

美味しいズッパもありがとう。m(__)m
ズッパ、、今日作りましたよ。
ただし、そこそこに出来る作り方でしたが、、、。(^_^;)


ジオン | URL | 2011-06-13(Mon)22:29 [編集]


BOGGY会で お世話になりました。m(__)m

お手間いりのズッパ・ディ・ペシェおいしかったです。)^o^(貝やら魚の頭とか はずしてくださってたのですね。

パンのオリーブオイルもにんにくがつけてあって ボギーシェフのこだわりが みえました。

ブログを読ませていただき はじめて知ることが多く ボギーさんの知識に またまた感服。(◎o◎/!おかげで私もお利口にちかずきました。!(^^)!

でも 明日になったらすべて忘れてしまうでしょう。こんな困った頭ですが また教えてくださいね。(^^)4649

けーき | URL | 2011-06-13(Mon)21:12 [編集]