BOGGYのイタリア料理と山と野草

イタリアファンのBOGGYが作って食べるイタメシのプログです。 登山、ピクニックのアウトドア・イタリアンはいかがでしょう。 革工芸も始めました。

連休リポート(01)山菜採り-11/04/29

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山菜と釣りの師匠から電話があって、今年初の山菜採りに誘われた。
今年は春が遅く、野草の咲き具合が1週間と少しほど普段より遅かったので、山菜も同じで、今年は連休で丁度になった。
この十年ほど、温暖化のせいか、山菜採りは連休の頃では遅いようになっていたので、連休の時期に行けるのは嬉しい。



午前4時に起床して、お弁当は定番のイタリアン・チャーハンを作り、

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これに昨晩のおかず用に作った豚の角煮と、その煮汁で炊いた大根、蓮根、牛蒡をパックした。

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5時に師匠のお宅を出発して、国道303号の横倉ダムに向かった。
毎年このダムの支流の沢に入るのだけれど、行ってみると、沢への林道が崩落して通行止めになっていた。
毎年この沢で沢山のイワナと山菜に恵まれたにのに残念。
他の場所に行くことにするけれど、もう気持ちの半分は今日の山菜採りは不作と覚悟していた。
山菜採りに慣れると、みなそれぞれ自分の山菜採りの場所があって、他の人があまり入らない、秘密の場所を持っているのだ。
これがアウトになると、あまり期待できなくなってしまう。
改めて別の秘密の場所に向かうにはもう時間が遅くなってしまっている。
仕方なく、近くの別の沢を探すことにして、横山ダムの上の藤橋の公園に寄る。
ここは1989年に旧藤橋村が建設した「西美濃プラネタリウム」があり、外見を天守閣風にし藤橋城と名づけた。
藤橋城付近には、かつて南北朝時代に「杉原砦」といわれる砦があったらしいがお城があったわけではなさそうだ。
赤い桃の花を添えてお城風のプラネタリウムを撮った。

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ここはどうかなと、狭い荒れた落石がゴロゴロする林道を登り、小さな堰堤の傍に駐車した。
師匠はここから沢を釣り登り、私と師匠の奥さんは、この林道を詰めて山菜を探すことにした。
何時もの沢なら一緒に沢を登るのだけけれど、この沢はかなり険しそう、私が敬遠した結果、二手に別れることになった。
お互い、呼子を持っているので、これで集合する相図をすることにした。
師匠は低い堰堤から沢に入り、釣りを始めた。

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知らない場所では、何処に何があるか分らない。
林道の左右の法面を観察しながら林道を登る。
最初に見つけたのは、山菜ではなく、野草のイカリソウだった。

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私は山菜も採りたいけれど、野草も撮りたいのでどっちが見つかっても嬉しいのだ。
今年初の薄いピンクのイカリソウは清々しい気分にさせてくれた。
素晴らしいイカリソウの株だった。
花の四つのとがった角の様子が、船の錨に似ているのでこの名になったとか。

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60年数前に、私が東京の空襲を逃れて疎開をしたのが、福島県の双葉町で、今この町は、先月の大地震と津波と原発の三重苦で、町の存続の危機をむかえて、町の人たちは困難に直面している。
行方不明の親戚や同級生もいて、この一ケ月ほど、ニュースを見ては気が滅入る繰り返しで、登山にも行く気になれず、家の中で燻っていた。
山の仲間のお誘いがあって、4月になってからは、少し気分転換をしなければ・・と思うようになった。
今年の連休は、三重県にキャンプをして、幾つかの山を登る予定にしていたのだけれど、大地震で気が削がれてしまって、キャンプの準備もしていなかった所に、師匠からのお誘いがあった。

この林道ではタラの芽を探すけれど、小一時間登っても、2、3個がやっと。
やはり沢に降りないとダメだと思う。
林道から谷を見下ろすと、対岸に細い滝が見えた。
「百段の滝」と名付けたいような、切り立った斜面にかかった落差100メートルを超える細く長い滝だった。

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林道の脇に、珍しい赤紫色の房のような花の咲く木があって、写真に撮った。

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帰って調べると、フサザクラという名前だった。

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ツクシなど採りながら林道を登り詰めて、雪渓が残る場所まできて、ここでフキノトウを採って戻ることにした。

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出発点に戻って、沢に少し入ってみると、やはりタラの芽が少しあった。
山菜はやはり期待外れだったけれど、幾つかの野草に出逢えたので、久しぶりにアウトドアの楽しさを味わうことが出来た。
この日出会った野草です。

何処でも良く見られる「カキドオシ」

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今日のように雨が降ったりして日差しが無いと開かない「キクザキイチゲ」

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これも日差し待ちのピンク色の「ミヤマカタバミ」

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とても小さい花の「ヤマルリソウ」

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土の栄養が良いのか、花も大き目でしっかり育っていた「スミレサイシン」

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名前が分らない問い合わせ中の花

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大きな三枚の葉の真ん中に地味な茶色の花が付く「エンレイソウ」

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蝦夷という地名の付く野草は多いけれどこれもその一つ、「エゾエンゴサク」

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岐阜の里山では少ない、葉の形かギザギザで特徴がある「エイザンスミレ」。
花も大きい立派なスミレでした。

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白くて爽やかな花の「ニリンソウ」。この株は花芽が三つありました。
ニリンソウは山菜でもあるのだけれど、こうして可憐な花が咲くと、とても可哀そうで食べる気にはなれません。

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帰り途中で掘り立ての筍をゲット。

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あまり採れなかった山菜を一人分お裾分けして貰って帰りました。

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ツクシも採ってきました。

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夜の食事は、山菜のテンプラ
(タラの芽、フキノトウ、筍、コシアブラ)

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イワナの塩焼と

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それにコシアブラのお浸しでした。

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今年初の山菜の味、やはり嬉しい春の味でした。
明日は筍の煮物とツクシの佃煮が楽しみです。


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