BOGGYのイタリア料理と山と野草

イタリアファンのBOGGYが作って食べるイタメシのプログです。 登山、ピクニックのアウトドア・イタリアンはいかがでしょう。 革工芸も始めました。

霧が峰キャンプ2010(Ⅰ)八島が原湿原と鷲ケ峰


20100731-鷲ケ峰


7月31日土曜、午前5時に起床。まず最初にネットでキャンプ地の天気予報の確認をする。今週末から4,5日は好天が続くようなので、昨年のように毎晩雨に降られることはなさそうで安心する。さあ、行くぞっ!と気合を入れた。



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初日のランチは、山の弁当、定番のイタリアン・チャーハン。
そのための冷やご飯も用意しておいたので、ものの10分ほどで完成。

しかし、うっかり熱いフライパンの取っ手の口金に左の人差し指が触れてしまい。
アッと思った時には見る見る大豆ほどの水脹れが出来ていた。
これが後々、キャンプの水を使う仕事や、登山のストックを持つのに苦労することになった。
とにかく、巾広のバンドエイドを二重に貼って応急処置をした。
キャンプ道具は昨晩の内に全部車に積み終わっていて、お弁当や車中の飲み物を積むだけで出発準備が完了。課題の折り畳み自転車も積むことが出来た。
6時に出発して、今日は全線高速道路を使い、千円の恩恵を受けることにする。
もう4年も霧が峰に通っているので、道も良く知っているので、気楽なドライブの2時間で、8時過ぎには強清水のキャンプ場に到着、ちょっとキャンプ場の様子を見て、そのまま20分ほどの八島ケ原湿原の駐車場に向かう。
夏の八島ケ原湿原は人気があるので、特に土日には午前9時前に到着しないと、空車の順番待ちの行列が出来てしまう。
今日の予定はこの駐車場の都合で、最初に八島ケ原湿原を半周ほど、様子を見ることにして、その後、隣接する鷲ケ峰に登り、ここから霧が峰を一望できる景観を楽しむことにしていた。
下山してから、キャンプ場に戻り、テントの設営をして今日の予定は終わる。
9時前でまだ空いている八島ケ原湿原の駐車場から、カメラだけを持って、もう毎年見ている八島ケ原湿原を、ちょっとだけ見ることにして、湿原の木道を半周ほど、小1時間ほど歩くことにした。


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朝の八島ケ原湿原は何時ものように薄い朝霧が湿原を覆っていたが、次第に霧が晴れてきた。

木道の左右の花を見ながら中間まで歩いて、毎年楽しみにしているヤナギランの群落のある筈の場所に来ると、なぜか数本のヤナギランが咲いているだけ。

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傍らでそれを熱心に撮影しているご夫婦に、「あの凄い群落が消えてしまいましたねぇ・・」と声を掛けると、ご主人が「そーなんですよ、一昨年、このあたりでヤナギランの群落を見て、とても感激したので、今年家内を連れて来たのですが・・・、家内は本当にここらに群落があったの?と信用してくれないのですよ。」と言って、奥さんに向かって「ほら、この人もここに群落があったっておっしゃってるでしょ?」と言った。
そんなことで「奥さん本当に残念でしたね、確かにここあたりには、周囲がピンクに染まるほど見事な群落があったのですよ、もう雑草に占拠されて負けてしまったのでしょうかね。」と、ご主人の間違いでないことを知らせてあげた。
写真は、一昨年に撮ったここの群落である。

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なんと今年はこんな具合で見る影もなくなっている。
侘しいほどに減ってしまっている。

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自然に人の手を付けずに保護する(見守る)だけでは、自然淘汰で花が雑草に負けてしまうこともある。
人の手で雑草を抜いて、元のヤナギランの群落を復活させることは、許されないことなのか、自然保護の難しさを考えさせられてしまった。


木道が小さな森にかかると、期待していたアサギマダラが飛んでいた。
やっと一枚だけ写真が撮れた。

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ほぼ半周ほどして、これから登る予定の鷲ケ峰が対岸に見えるようになった。
左側の山裾から登って行って、稜線を辿り、赤線の印のあたりに、鷲ケ峰の山頂があるのだけれど、あの稜線の奥にあるので、ここからは見えない。
そろそろ良い時間なので駐車場に戻ることにする。

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9時半を過ぎた駐車場に戻ると、もう駐車場は満車、これから来る人は行列しないといけなくなる。
車に戻り、登山の用意をして、ザックを背負い、再び湿原の入り口からすぐ左折して登り始める。
200メートルほど林を登ると、案内標識があった。
登山口から山頂までは2キロほど、標高差も200メートル程度なので、軽いハイキングというところで、初日の足慣らしには丁度良いかと思う。

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暫く周囲の花を見ながら登るけれど、湿原と同じ花ばかりだ。
最初のピークの林の手前で振り返ると、湿原の全景も、遠くには車山の山頂も見える。
手前の駐車場には、もう駐車待ちの車の行列が出来ていた。

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最初のピークを過ぎると、涼しい風が通り抜けている草原に出る。
この中間のピークは、霧が峰の最高の展望台になる。
前方を軽く下って登ると、中央が鷲ケ峰の山頂になる。

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小一時間ほどで、山頂に到着、まだ早いので貸切の山頂になった。
最初に霧が峰にキャンプした年も、ここに登ったので三年ぶりになる。

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山頂からは、霧が峰側の展望は無いけれど、反対の諏訪湖と市街がよく見える。
雲さえなければ、富士山も見えるのだ。

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小休止の後、中間のピークまで戻り、ここで早めのランチにする。
11時過ぎだけれど、朝食は6時前だったので、お腹は空いていて丁度良い時間だ。
眼下に広がる湿原と、霧が峰の全景を見ながらのランチだけれど、残念ながら、このランチの予備をおすそ分けする人が居ない。
初日は空振りですね。

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お昼過ぎに、強清水のキャンプ場に到着。
もう顔見知りのキャンプ場の係員に、キャンプの手続きをする。
今年はテント以外にタープも貼るので、一泊が700円プラス500円の1200円になった。
今年の霧が峰の花情報を聞くと、今年は車山のキスゲがほぼ全滅の状態だったという。
私が来る八月の初旬は、キスゲも終わっている時期だけれど、咲き遅れのキスゲが少しは見られたのに、今年は盛期でもほとんど咲かなかったらしい。
原因は、春の天候不順と、鹿がキスゲの若芽を食べてしまったことらしい。
こんなことは始めてのことだと言っていた。
今年は車山も車山の湿原にも行く予定がなく、状況を見ることが出来ない。

午後からの設営なので、毎年テントを張る場所が空いているか心配だったが、無事に同じ場所を確保できた。

これは4年前のこの場所に設営したテントの写真で、テントは1人用で小さく、フライも無いので、ツェルトをフライ代わりに貼って、テントの前のツェルトの空間に、屈みこんで、料理をしていた。
テントも狭く、頭も足もつかえるので、寝苦しく、一晩が寝るのが限度で、二晩目以後はストレスが溜まり、快適なテント生活にはならなかった。

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これが現在のもので、ネットで2千円ちょっとの心配な程に安いテントだったけれど、今年で二年目だけれど、まだしっかりしている。
このテントは二人用なので、フライも付いているし、中も広くて頭も足も窮屈にはならない。
これに昨年またネットで安く買ったタープを貼った。
椅子も買ったし、楽な姿勢で料理や寛ぐことが出来る。
料理道具の収納など色々キャンプ道具も充実して、初期に比べると快適度も一段と良くなった。

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少し工夫をして、タープの脚を二股にして、テントを跨ぎ、タープとテントを連結して、雨でも濡れずに、テントとタープを往き来できるようにした。

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余るほどの時間でゆっくり設営が出来て、午後の半分は涼しい木陰でゆっくり音楽を聴いたり、持って来た本を読んで過ごした。

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夕方、何時ものホテルに入浴に行くと、例のおばあちゃんはまだ元気でフロントにいた。ちょっと耳が遠くなり、私の事は忘れてしまったようだった。

風呂から帰って最初の夜の食事は、ビーフカレーとキュウリとトマトのサラダにした。
このビーフカレーは、カレーのルウは煮て溶けた野菜に、カレーパウダーを加えたもので、これに柔らかく煮た牛のスネ肉を合わせたもの。
固形の食感は牛肉だけなのだけれど、野菜の旨みも十分にあるカレーで、五月のキャンプでデビューをしたのだけれども、まだ誰もこの味を知らない秘密兵器なのだ。

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さて、こうして一日が終わって、次は花のレポートですね。
毎年見る花だけれど、このブログでは始めてなので、最後にまとめて今回出会った主な花を紹介しましょう。
湿原を半周しただけだったので、湿原での全ての花ではありません。

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アカバナシモツケソウ
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カワラナデシコ
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カラマツソウ
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イブキトラノオ
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フシグロセンノウソウ
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バアソブ
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ノアザミ
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キリンソウ
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キンバイソウ
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キバナノヤマオダマキ
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ツリガネニンジン
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タチフウロ
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オオマツヨイグサ
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ヤマハハコ
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ヤマホタルブクロ
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ウスユキソウ



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コメント


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お帰りなさい
花の写真が素晴らしいですね。

そして、Boggyさんのキャンプの
様子が分かりました。
工夫して過ごされてるのですね。
毎年、同じ場所に
避暑を兼ねてのキャンプもいいですね。

スイスの報告会は、、カレーかな、、。(^^)v

ジオン | URL | 2010-08-10(Tue)22:08 [編集]