BOGGYのイタリア料理と山と野草

イタリアファンのBOGGYが作って食べるイタメシのプログです。 登山、ピクニックのアウトドア・イタリアンはいかがでしょう。 革工芸も始めました。

里の低山散策-迫間城跡


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土曜の大白木山の帰りの車の中で、日曜も天気が良いらしいと話しをていて、こんな天気の良い日に家にこもっているのも勿体無いネと、何処かに行こうかという相談が始まった。
今日はかなりしっかり歩いたので、明日は少しだけ歩く場所がいいネと、里の低山、各務ヶ原アルプスを散策して、イワカガミを見に行くことになった。
(画像をクリックすると大きな画像が開きます)


各務ヶ原アルプスというのは、岐阜市のお隣り、各務ヶ原市にある300メートル前後の山が幾つか連なる山地で、15キロを越える長い縦走コースもあって、何時しか各務ヶ原アルプスと呼ばれるようになった。
ここの一つ、300メートル程の「迫間城跡」というピークにイワカガミの群落があって、先週ここに登った仲間から、もう咲いているという情報が入っていた。
9時に岐阜をスタートして30分、各務野自然遺産の森に到着するが、今日はもう一つ目的があって、この公園を素通りして、奥の迫間不動にある農産物直売所に行く。
ここにはこの次期、掘りたての筍が売られていると考えて、これを買いたいと相談していたのだ。
9時過ぎなのに、この直売所は人だかりがしていて、見ると売り場の木箱の中には筍が一本だけしかない。


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あれー、もう売り切れかと、売り場をウロウロしていると、売り場のおじさんが、今また筍の準備をしているので、少し待っててくれと言う。
5分もしない内に、次の筍が値段を付けて箱に入れられて来た。
早速、私と友人夫婦が一本ずつゲット。かなり大きな掘りたての筍がなんと300円。
安いネェーと感嘆。今は野菜がバカみたいに高いのに、これは買い得と大満足。
これから山を歩くので、買った筍は用意したクーラーボックスに入れて公園に戻った。
買うのに夢中で、直売所と筍の写真を撮るのを忘れてしまった。
昨年の夏に撮った迫間不動の写真でごめんなさい。
今日は低山なのでランチの料理をと、鍋やガスをザックに入れて来たので、昨日の大白木山よりもザックは重い。
ここは皆が軽装で登る山なので、大きなザックは目立って恥ずかしい位だ。
スタートの公園の奥から、今行ってきた迫間不動に向かって渓流沿いの道を歩く。
渓流沿いの道は風も涼しく、緑が濃い。
途中の道は、黄色のヤマブキ、赤いツツジ、ピンクの八重桜が彩りを添えてくれて美しい散策路になっていた。

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迫間不動を突っ切って奥の林道に入ると、広い草原が紫色に染まっていた。

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ムラサキゴケの群落で、こんな小さな紫色の花が無数に咲いていた。

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林道の目の前が開けた場所に出ると、これから行くピークの斜面の新緑が、目に飛びこんで来た。
鮮やかな緑が一色ではなくて、幾つもの濃淡の緑色で山を彩っている。
緑が目に沁みるという表現はこんな時に使うのかなぁ・・と暫くこの景色に見とれていた。
画面左中央の、濃い緑のとんがり帽子のコウヤマキの森が今日のランチの場所になる。
右手の尾根をぐるっと回ってから降りて行く。

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急な遊歩道を登りつめて尾根道に出た。周囲の雑木林には、やたらにタカノツメが若芽を出している。
タラの芽やコシアブラなどウコギ科の山菜のことを書こうと考えていたので、このタカノツメも仲間の一つ、少し若芽を摘んで、久しぶりに食べてみようと思う。
遊歩道の傍らに、連れの友人が蝶のように美しい薄い緑色の大きな蝶を見つけた。
羽を広げると10センチ近い大型で、羽化したばかりでまだ飛べない様子だ。
友人が言うにはこれはオオミズアオという蛾で、蝶ではないという。
私は始めて見たものなので、早速写真に収めた。
この友人は生物学科の出なので、草木、動物にはとても詳しい人。
野草は勿論のこと、鳥も鳴き声で何の鳥が分るので、この人と山を歩くととても楽しいのだ。

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次に出会ったのは、道の傍らの背の低い、紫色の小さい野草で、野草の先生は、マメ科のヒメハギだと、即座に名前を教えてくれる。

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確かにハギに似ているけれど、私にはこれも初めて会う花なので、野草のアルバムにまた一つ花が増えるので嬉しい。
こんな里山でもまだ初めて出会う野草や生き物がいるのだと、自然の奥の深さを知った。

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歩き初めてから一時間ちよっとで、迫間城跡に到着。
切り開かれた山頂からは、恵那山や御嶽山が見えるのだけれど、今日は靄って良く見えない。

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目当てのイワカガミが山頂の脇にあるので、早速様子をみると、咲いてはいるものの、ちょっと終わりかけだった。
山頂から林の中まで、かなりの群落があって、生きの良い花を探した。
ここは薄いピンクのイワカガミが多い。

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白いイワウチワやイワカガミは、見る度にバレエのチュチュのようで可憐な花だと思う。

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この場所は、夏や秋にここに来ると、イワカガミの特徴的な葉の群落が目に付き、一度はこの花の次期に来て見たいと思っていた。
私のような初心者でも、このイワカガミやイワウチワの葉は、葉の形と葉に色艶がある特徴が覚え安く、夏や秋の時期に山を歩いていて、この葉が見つかれば春には花が見られる場所を見つけたことになる。

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同行の友人はこうした野草の葉の見分けも出来るので、より花の所在を花の次期でなくても分る。早くそうなれるとより山歩きが楽しくなるだろうなと思う。
目的の今年初のイワカガミにも会えて堪能したので、山を降りてランチにすることにした。

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この里山には色々なツツジが沢山咲く。薄い黄緑のヒカケツツジはもう終わってしまったけれど、今はまだミツバツツジが咲き残っていて、独特の美しい色で咲いている。

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静かで人気の無い、コウヤマキの森の東屋をランチの場所に選んで、ゆっくりランチを楽しむことにする。
今日のメニューは、何時ものフィデウアで、材料は何時も買い置きをしているので、準備も楽で、比較的短時間で出来るので、山向きの料理だと思う。
とにかく山仲間は喜んで食べてくれるので作り甲斐がある。

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最初は普通の炊き上がりを食べてから、残ったものをもう一度加熱して、少し焦がすと、パリパリとしたスペイン風、ヤキソバならぬヤキパスタになって、これはこれで美味しいので、二度フィデウアの美味しさを楽しめる。
この焼きパスタは、昨年秋に、キャンプ仲間の集まりを福井県の五箇山で開催した時に、偶然、食べ残ったフィデウアの鍋の火を止めずに居て焦がしてしまって、それを食べてみたらとても美味しかったという、ハプニングで出来たもの。
以来、フィデウアをしてはこのヤキパスタもするようになった。

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ゆったりしたランチを楽しんで公園に戻って来ても、まだ昼下がり。
友人が、ハルリンドウの群生地がこの近くにあって、今が満開なので、よろしけば案内しますよと言われるので、二つ返事で行くことにした。
山間の奥まった場所にある田畑の農道に、足の踏み場も無いほどに、咲き誇るハルリンドウの群落があった。

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先々週の舟伏山で、たった一本、フデリンドウに出会ったけれど、鮮やかな青色のハルリンドウがこんなに咲いている場所は初めてで、ちょっと感動ものだった。
カメラのバッテリーを交換して、時間を忘れて写真を撮りまくる。

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最大限のマクロで迫ってみたり、撮影を楽しんだ。

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中に幾つか、薄紫の色違いの花があった。

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ハルリンドウとフデリンドウは花はほとんど同じなので区別が付かない。
花の茎一本に幾つか花が付くのがフデリンドウで、この写真のように、花の茎が根から分かれて一本に一個の花が付くのがハルリンドウだそうな。

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こうして、天気の良い一日を、自然の空気の中で過ごすのはやはりいいもので、やめられない。
二日続けて山を歩いて大満足だった。
帰り道、山友ご夫婦の畑に寄って、大きなアスパラガスを一人前、分けて頂きました。
毎年、この時期にご馳走になる、太くて柔らかい美味しいアスパラです。

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写真左の一番細いのが、スーパーなどでお買い得で売られるアスパラガス。二番目の太さが高級品として売られるアスパラガス。
右のアスパラガスが、山友ご自慢の見事に太いアスパラガスで、これが新鮮で柔らかくて美味しいのです。ご馳走様でした。

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コメント


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蝶の羽化の時期なのですね。
信州?の登山、気をつけて行ってらっしゃい^^

小さな庭の白コバノミツバツツジ
もう花が終わりましたが
小さくて、純白の美しい花でした。

忘れっぽい天使 | URL | 2010-05-01(Sat)20:09 [編集]