BOGGYのイタリア料理と山と野草

イタリアファンのBOGGYが作って食べるイタメシのプログです。 登山、ピクニックのアウトドア・イタリアンはいかがでしょう。 革工芸も始めました。

イタリアン餃子

イタリアン餃子01

 世の中は中国製餃子の食中毒事件で大騒ぎになって、それでなくても中国産の食品への不安がより一層増幅されたようです。


つい先だって、中国本土で売られているペットボトルの水がインチキで危ないという報道もあったしばかりだし、北京オリンピックで一度に沢山の外国人が北京を訪問すると、そのために急遽増設される食事を賄う施設や臨時雇いの人員の衛生管理は大丈夫なのか、という大きな不安が報道されていました。
私は北京にも行かないし、中国製のレトルト食品も買わないのだけれど、野菜などの食材では中国製のものを買わざるを得ない時もあって、そんな場合には取りあえず、生では食べないようにしているけれど、細菌には対処できるとしても、残留している農薬などには効果がない。
 ニュースでは、中国製の餃子に恐れをなして、スーパーで餃子の皮が飛ぶように売れて、餃子の皮のメーカーが大増産でも間に合わず、嬉しい悲鳴を上げているそうな。
これを機会に家族の食事を安易な出来合いに頼らず、心のこもった手作りの惣菜が増えれば、不幸中の幸いかもしれないが、世の中の趨勢には焼け石に水で、ほとぼりが冷めればまた元に戻るのかもしれない。
この餃子の皮のニュースが報道された日に、私もたまたま餃子の皮を買っていたので、つい笑ってしまったけれど、中国製餃子が怖くてではなくて、これをイタリア料理の食材に試してみようと買ったのでした。
 前回ここに紹介したラビオリは、ラビオリの生地作りがかなり面倒なのでなかなか作る気になれないのが本音。
山で食べるイタリアンということで、ラヴオリを作って山で仲間に披露して喜ばれたように、作れば美味しいのだけれど、自分でも面倒なものを皆さんに作りなさいというのも抵抗があるので、それでなんとかこの手間を省いて、簡単にラヴイオリを作る方法はないかと考えていたら、スーパーで売られている餃子や春巻きの皮を思いつきました。
餃子の皮は小麦粉で作られていて、セモリナ粉という小麦粉とはちょっと違っているけれど、兄弟のようなもので、全くダメということでもないでしょう。
とにかく、丁度の大きさと薄さで丸いのも都合が良く、大幅な労力の削減になるのです。

それで入れる中身は前回と同じ「海老のクリームソース煮」にしました。
このソースの作り方を教えてというリクエストもあったので、今回はこの中身の作り方から説明しましょう。


イタリアン餃子02

中身の材料
1.小海老の剥き身 200グラム
下拵え
まな板の上で、海老を叩いて大豆の粒位にします。
歯ごたえを残したいのであまり細かくしないようにしてください。
2.マスカネポーネチーズ 80グラム前後
  カップで売っています。
3.摩り下ろしのパルミジャーノチーズ 大匙3杯
  塊を自分で下すか、粉のパルミジャーノを買ってください。
4.バター2センチ角 1欠け
5.小麦粉(薄力粉) 大匙山盛り1杯
6.牛乳 適宜
7.塩、胡椒


イタリアン餃子04

1.鍋にバターを入れて溶かしそこに小麦粉を入れて、弱火でよく炒めます。


イタリアン餃子06


2.良い香りがしてきて、白い粉の色が少し変わったら、火を極細にするか一度止めます。
ここに牛乳をほんの少しづつ加えて混ぜてゆきます。

イタリアン餃子07


少しづつ加えると、最初はこうして塊になりますが、何度も何度も少しずつ、塊を溶かすつもりで、塊がトロリとなるまで繰り返します。
慣れればこれでほとんどダマにはなりませんが、ケーキと違い、海老の塊の歯ごたえなどもあるので、少々のダマがあってもかまいません。

イタリアン餃子08


3.ソースがトロリとしてきたら、ここでコクを出すために、マスカネポーネチーズを加え、次に摩り下ろしのパルミジャーノチーズも加えます。
4.ここで海老を入れる前に、塩と胡椒を入れて、少しだけ濃い目に味を調えておきます。
  註)海老を入れてから塩と胡椒で調味を始めると、時間がかかって海老が煮えすぎてしまいます。

イタリアン餃子09


5.これに海老を入れて、サッと軽く火を通したら出来上がりです。
タッパーなどに入れて、冷蔵庫で冷やすと、ホワイトソースが固まり、包み易くなります。

イタリアン餃子10


6.ソースが冷えて固まったら、餃子の皮に、ティースプーン半分程度の量のソースを餃子の皮の真ん中に置いて、皮の周囲に指で水をつけて、皮の囲リ四方を真ん中に寄せて密着させます。
これでイタリアン餃子の中身完成です。

さて、後はこれの食べ方で、本来の餃子にも水餃子、焼餃子、蒸し餃子、揚げ餃子などかあるように、このイタリアン餃子も同じに調理できます。
色々やって食べてみた結果、このイタリアン餃子の一番お勧めの調理法は「揚げ餃子」になりましたた。
揚げるには、中のソースには既に火が通っているので、一度沈んだ餃子が浮き上がって、皮に香ばしい色が付けばいいだけなので揚げ過ぎに注意。ちょっと高めの温度で、サッと揚げるのがコツ。
揚げたてのパリパリの皮を噛むと、中からジューシーなホワイトソースが口に広がり、ちょっとショーロンポー(小籠包子)の感触にも似ています。
ご飯のおかずとして洋風味の餃子になって気分も変わるし、パパのビールのつまみにもとても合います。ちょっとオシャレなパーティのオードブルにもなりますね。
前のラビオリよりずっと簡単に作れます。ぜひチャレンジしてみてください。


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