BOGGYのイタリア料理と山と野草

イタリアファンのBOGGYが作って食べるイタメシのプログです。 登山、ピクニックのアウトドア・イタリアンはいかがでしょう。 革工芸も始めました。

カポナータのピザ

カポナータのビザ


 私は普段ピザはあまり作らない。プロに負けない料理を標榜して、イキがっている関係から、どうやっても勝負にならない料理には手を出さない。その料理にピザがある。



理由は簡単、私にはピザを焼く窯が無いからなのだ。
プロのピザ屋さんには、これ見よがしにレンガ作りのピザ釜が、客席から見えるような場所にデンと据えられている。
くやしいけれど、家にある電子レンジ兼用のオーブンではこれとは勝負にならないのだ。ピザ窯のピザを焼く温度は400度前後、窯の熱容量が大きいので、ピザを三四枚、一度に窯に放り込んでも、窯の温度はちよっとも下がらず、4,5分でパリッ!としたピザが焼きあがるのだ。
それに比べて、レンジ兼用のオーブンの温度はせいぜい250度止まり。あげくに狭いので、材料を入れればすぐに温度が下がり、ピザを焼くには20分以上も時間がかかる。
これでは、どうやってもパリッ!にはほど遠く、なにかジメジメした梅雨の陽気のようなピザになってしまうのだ。
そんなわけで、私はピザを作って人に食べてもらうことはしないけれど、自分の昼食などには気分転換で、思い出したようにピザを作ることはあるのだ。

先日友人宅からカポナータの壜詰めを一壜頂いて来た。
この友人は、私のたった一人のイタリア料理の弟子なのだけれど、最近は弟子から師範代に昇格しようというほどにメキメキ腕を上げていて、トマトソースやカポナータなどは、私よりも頻繁に作る熱心さで、その味も卒業証書ものなのだ。
その出来栄えに自信があって私にくれるのだから、不味いわけはない。
今日はこのカポナータをトマトソース代わりに使ってピザを焼いてみた。
たった一枚のピサを焼くのに、半日かかってピザクラストを作るのも面倒なので、明日はピザでも焼こうかと思えば、薄いタイプのピザクラストをスーパーで買って置く。
これにたっぷりカポナータを載せて、その上にあり合わせのサラミソーセージやハムを薄く切って、ちぎって散らし、その上に、ピザ用のモッツァレラチーズをまんべんなく掛けて、その上に粉や生のパルメザンチーズを振り掛ける。
これを悔しいけれど20分かけて焼いて出来上がり。
カポナータの味がよく、トマトソースよりもコクが出ていいるし、具たっぷりでジューシーなピザになったので、パリッ!でなくてもいいのが救いになった。なかなかイケルピザになりました。
食べるときにポタポタとカポナータのジュースが落ちるので、上等のシャツやブラウスを着ている人は注意が必要ですね。

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する