BOGGYのイタリア料理と山と野草

イタリアファンのBOGGYが作って食べるイタメシのプログです。 登山、ピクニックのアウトドア・イタリアンはいかがでしょう。 革工芸も始めました。

釣り人の詩

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 今年最後の釣りに誘われて、御嶽山塊の北の継子岳(ママコダケ)を源流とする川に入りました。
私の登山はまだ2年と少し、登山を始める前から、釣りや山菜採りで沢にはなじんでいました。
しかし、沢登りは登山と同じに体力が必要です。そのため以前は本格的な渓流釣りに同行することは出来ませんでしたが、登山を始めてからは体力も付き、本格的な渓流釣りがどんなものか初めて体験することができました。
これまで何度も釣りに付き合って、同行の釣り師の写真を撮ってきましたが、同じ渓流の景色の写真を撮っていて、釣り人が写っているのと、無人の景色では何か雰囲気が違うことに気が付きました。
確かに人気のない自然だけの景色もそれはそれでとても良いのだけれど、釣り人の背中が写る渓流の風景には、そこになにか詩情を感じるのです。

釣り人は手元から美しい曲線を描いて伸びる竿の穂先から、川面にたれる道糸に着いた小さな目印を一心に追う。ここに水面下の川の流れやイワナやアマゴの動き(あたり)がこれに伝わるのだ。
この一点に集中するとき、釣り人は、仕事や様々な現実生活の雑念が心から抜け去り、水面をそよぐ風や、木々を渡る鳥のさえずり、渓流の瀬音に埋もれ、周囲の自然と一体化して溶け込んでしまうのだ。
だから決して自然の景観を損なう異物ではなくなって、詩情を感じさせる存在になるのではと思う。
今回は、下流の広い河原に降りてから、8時間かかって、この写真の終点の大滝まで詰めるまでの渓流の景色を、出来るだけ釣り人を入れて撮影してみました。
そこに二つとして同じ景色はなく、それぞれに見事な景色を見せてくれます。
説明は抜きで、そこに写っている釣り人になった気分でご覧ください。

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林道から小一時間、背丈ほどの笹薮を降りて、目的の川の河原に降りました。ここから8時間、終点の滝まで釣り登ります。

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このあたりから川幅が狭くなり、渓流の様相になってきます。

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登ってきた川を一度振り返ってみました。

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流れのゆるい淀みでは、底近くに群れているアマゴの姿が見えます。見える魚は釣れないともいいますが、今日はそれが釣れました。
サッ!と餌さに食いつくのが見えました。

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ついに終着の滝に到着しました。この見事な滝は、釣り師にしか見られない滝です。

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こんな大きな滝は、つり用語では「魚止め」といいます。
イワナやアマゴは、相当の急な流れでも遡上することが出来ますが、垂直の滝や大きな堰堤では遡上が出来なくなってしまう場所になり、これを魚止めといいます。
こういう場所の滝つぼや深みには、遡上を阻まれた魚が沢山群れていることが多いので、絶好の釣り場になります。

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8時間かけて釣り登ってきた渓流を、2~3時間かけて帰ります。
夜の民宿では、釣ったアマゴや岩魚の塩焼きやテンプラを肴に、釣り談義が尽きません。
私の師匠、そしてそのまた師匠の方々、大自然の中の楽しい一日をありがとうございました。

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コメント


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ジオンさん 今日は。
登山道には基本的に尾根筋と谷筋の二つがありますが、私は登山する前から、沢に親しんでいたので、やはり山に登るときも谷筋の道が好きです。
登る山を探すときに、その山の道が尾根か谷かを調べて決めたりしてますね。

BOGGY | URL | 2007-09-05(Wed)09:21 [編集]


素敵な沢の景色ですね。

沢のぼりはしませんが、
今年は上石津で川を下リました
ちょっとだけ沢の気分でした。

ジオン | URL | 2007-09-04(Tue)23:32 [編集]