BOGGYのイタリア料理と山と野草

イタリアファンのBOGGYが作って食べるイタメシのプログです。 登山、ピクニックのアウトドア・イタリアンはいかがでしょう。 革工芸も始めました。

むかごとあさりの炊き込みご飯

ムカゴ00

私は買った食品を仕舞い込んで忘れてしまう癖があるので、たまに冷蔵庫や食品戸棚を点検しないとマズイ事になる時もある。
ある時冷蔵庫で、緑色のドロドロした物体の入ったパックを見つけたが、その元はキュウリだった。

使い残したものを、後でサラダにでも入れようと、洗ってから大雑把に切ってパックに入れてしまったのを忘れた結果だった。
昔、田舎で野原を歩いていると、枯れ枝にバッタなどの虫が刺してあるのを見ることがある。
これはモズという鳥が、獲った餌を後で食べようと、木の枝などに刺して置いたもので、当の鳥はその置いた餌を忘れてしまうのだ。大抵の場合はその餌は、他の鳥のタナボタになる。
子供の頃はそんな鳥の行動に名前があるなとどとは知らなかったけれど、今はインターネットで、それは「モズのはやにえ(早贄)」といわれていることが分かった。
鳥としては変わった行動で、その確かな理由はまだ解明されていないようだ。
こんなことで、何時も、買って忘れていた食品を見つけると、 このモズを思い出して笑ってしまう。

ヒロピー仙人さんの面白いページを紹介します。
「モズのはやにえ」はどこにでも


先日も棚で使い残しのタリアテッレを見つけたが、今度は冷蔵庫で、「むかご」を見つけた。
これは二月初めの頃、野菜の産直の店で時期外れの「むかご」を見つけて買ったものだった。

ムカゴ02


晩秋の収穫物がどうして年が明けて二月になって売られているのか、昔なら有り得ないことも、今では「ポイントワープ冷蔵」などと言う野菜や果物を長期保存する技術が開発されてからは、「時期外れ」も今や当たり前になってしまったようだ。

むかご(零余子)はやまのいもの茎が肥大化して形成された「肉芽」というもので、晩秋にこれが落下して、新たな芋の芽になる。>

ムカゴ01


私は晩秋に、河川敷の赤目柳の木になる平茸を採りに行った時に、藪で自然薯の蔦に成るこのむかごを採って来る。
一々実をつまんで採るのも面倒なので、折りたたみ傘を逆さに広げて蔦に添えて、棒で蔦を叩くとバラバラと実が傘の中に落ちるという採り方をしていた。

むかごご飯は私の好きなものの一つで、岐阜に来てからは、毎年晩秋にこれを食べるのが楽しみだった。
昨年は平茸採りに行かなかったせいか、このご飯を食べそこねていたせいで、産直の店でこのむかごを見つけて喜んで買ったのだった。
さて、こうして2月に買ったむかごが、3月の末に無事に冷蔵庫で見つかったのはラッキーだった。
何時も買い置きしているあさりの剥き身の冷凍もあったので、これでご飯を炊いてみた。まず最初に、あさりを1カップの水にティースプーンに半分程の塩を入れて解凍しながら、茹るまで煮る。
一度この煮汁を取り出し、少量の醤油と砂糖で、あさりに味を付けて数分煮て置いておく。
取り出したあさりの出汁を使って、研いだ米と洗ったむかごを炊く。塩を使うのは、ご飯に醤油の色を付けたくないからだ。
むかご入りの米を炊く水加減は、むかごの量も米の量と同じに考えればいいので、2カップの米に1カップのむかごなら、3カップの米の水加減になる。
炊き上がったら、煮たあさりを釜に入れて、ご飯と混ぜ合わせて、あさりが温まるまで、蒸して待てば、むかごとあさりの炊き込みご飯の出来上がり。
初めて作ってみたこのご飯。あさりの旨みと、むかごのモチモチ感の二重奏で大成功。
来年からはこれは私の秋の定番料理になるでしょう。

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