BOGGYのイタリア料理と山と野草

イタリアファンのBOGGYが作って食べるイタメシのプログです。 登山、ピクニックのアウトドア・イタリアンはいかがでしょう。 革工芸も始めました。

ダイエット牛丼

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 私が卒業して会社に勤めたのは昭和39年、東京オリンピックの年で、会社は御徒町駅と秋葉原駅の中間にあった。
昼食に秋葉原の山際電気のビルの裏小路にある蕎麦屋さんのメニューにあった牛丼を先輩に教わって、初めて食べたのが牛丼との出会いだった。



 学生時代にはカレーに凝って、渋谷百軒店のムルギーというカレー屋さんに通った。
30数年後に最後にムルギーに行ったのは娘と一緒で、親父さんはもう亡くなって奥さんが引き継いでやっていたが、それから15年も経っているのでもう今はその店は無いかと思う。

こう書いて、念のため道玄坂 ムルギーで検索すると、2007年まではこの店があったと分かりました。
おばあちゃんが居ないのが心配と書いてあったので、私も心配です。

ムルギー紹介のブログ


こうして勤めてからは、この牛丼に凝ることになる。
この店の牛丼は、筋肉とかスネ肉を使い、短冊に切ったものを一度煮込んで柔らかくしてから、改めてタマネギと短冊に切った板コンニャクとで再び煮込む。
醤油と砂糖で味が付けられ、濃い飴色になってテリのある牛丼になっていた。
その後仕事場が板橋や渋谷の大橋になっても、仕事で秋葉原には毎週行っていたので、行けば必ずこの牛丼を食べた。
この牛丼に短冊に切った板コンニャクを使う理由を聞いたことがあって、値段の高い牛肉の量を増量したように見せるための工夫だったらしい。
牛鍋に糸コンニャクが入っていた経緯から牛丼にも糸コンニャクが入るのは不自然ではなかったのだろうけれど、ここの牛丼のコンニャクは煮込まれて、色も形も一見牛肉と見分けが付かないのは、その工夫によるものだと分かった。
この牛丼を食べなれると、このコンニャクも美味しいと思うようになった。

私が三十代になり、独立して仕事を始めた頃、吉野家がファーストフードのひとつとして牛丼のチェーン店を始めた。
行ってみて驚いたのは、私の知っていた牛丼とは全く別物で、安い脂肪の多いバラ肉を薄切りにして、タマネギの煮える時間で出来上がるやっつけ料理で、「牛丼のようなもの」だった。
安ければなんでもありというような、日本の食文化を貶められるような気がして、以来二度と牛丼チェーンの敷居を跨いだことはない。
それでも好きな牛丼を食べたいので、家内に秋葉原の蕎麦屋さんのスタイルの牛丼を作って貰っていた。
岐阜に来てからは、何度か自分で作っていて、山仲間の集会にも、これを作って披露したこともあった。

今年の夏前に、自分の体重が70キロを少し超えているのに気が付いた。
この所数年、私の体重は67キロ前後で、BMIも22で安定していた。
今年革工芸を始めて山を歩くのが減った結果なのか、油断をしていて体重のチェックを暫くしていなかったのだ。
毎年夏には健康診断をしているので、毎年の検査結果も保存してある。
今年70キロを超えてしまうのはマズイし、ドクターに血中脂肪が多いとか、血圧が高いなどとアレコレ言われるもイヤで、8月の健康診断までに、体重を3キロほど減らすダイエットをしようと、食生活全体の見直しをして、無理のない継続性のあるダイエットを始めようと考えた。
その一連のダイエット作戦の中に、この牛丼がダイエット性のある食事の一つと気が付いて、普段の食生活のメニューに組み入れることにした。
ダイエット食で大事なことは、食べる量を減らすダイエットは、常に空腹感がまつわりついて間食の引き金になりやすくも、リバウンドもし易くなる。
一回の食事として、それなりの満足感と満腹感が得られれば、継続することが出来る。
私は主夫でもあるので、三度の食事は全て自分で用意しなければ、欠食するハメになる。
また、料理を一人前だけの量で作るのは、決して美味しくは作れないし、材料も無駄になりやすい。
カレーやおでん、マーボ豆腐やマーボ茄子、シチューなど、二三人前を作って、アツアツのまま密封度の良い容器で保存すれば、後の二三回はご飯さえ炊けば簡単に食事の用意が出来る。
この牛丼も同じで、今回は牛筋やスネ肉を使わないで、脂肪の少ない肩ロースを使って調理時間を短縮できるようにした。

前置きが長くなったけれど、ダイエット牛丼のレシピです。
ダイエットと銘うったので、カロリーデータも付けました。

○材料 4人前
1.牛肩切り落とし   200g カロリー 572kc

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2.タマネギ  大2個 500G カロリー 200kc

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3.板こんにゃく 2個 500G カロリー  25kc

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調味料
黒砂糖  大さじ2  40g カロリー 140kc
普通の砂糖よりソフトな甘みで香りがよく、テリも良い砂糖です。

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みりん   100cc 100g カロリー 240kc
醤油    70cc  70g カロリー 28kc
ごま油 小さじ一杯
山椒    少々

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○作り方

1.牛肉をこんな風に切ります。

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2.タマネギは半分にして、5つ割りにします。

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3.コンニャクは長手を三等分して、それぞれ厚みを半分にします。

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これを短冊に切ります。

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かなりの量ですね。
お願いですから、糸コンニャクに代えないで下さいね。

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4.フライパン(私は鍋を使います)に少量の油をたらして、牛肉を炒めます。

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5.牛肉が半分ほど白くなったら、タマネギを入れて炒め続けます。

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6.マネギがしんなりしたら、コンニャクと、みりん、醤油、砂糖、ゴマ油、山椒の粉を振りかけて煮込み初めます。
甘め、辛めはお好きに調整してください。

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7.水分が少なめなので、時々混ぜて、焦がさないように弱火で煮込みます。
およそ20分ほどで、量も目減りして、見た目も飴色になったら出来上がりです。

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8.私の場合は、アツアツのうちに、密閉度の良いパックに入れて、調理日を書いて保存します。
  
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9.炊きたてのご飯に、四等分の具をたっぷり載せて出来上がりです。

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さて、牛丼の具の出来上がりは、総量1080gでカロリーは約1200kcでした。
一人前では270gで、300kcになります。
私の場合は、ご飯を丼に240gで、カロリーは403kcになるので、牛丼としては、
合計の量は510gで、703kcになります。
私はこれで十分過ぎるほどの満腹になります。
この牛丼と、吉野家さんの牛丼データを比較してみましょう。
   

肉の量   並 85g   大110g    特170g
飯の量   並260g   大320g    特320g
---------------------------------------------
合計     345g    430g     490g
カロリー   660Kc   750Kc     940Kc

この表から見ると、私が食べる牛丼は、吉野家さんの特盛よりも多く、具の量もたっぷりで、しかしカロリーは240kcも少ないのです。
4回食べたら、一食抜くと同じダイエット効果があるのです。
腹一杯、満腹の牛丼は、牛丼好きにはたまらないです。
それでも8月には体重を67キロに戻すことが出来て、涼しい顔をして、健康診断に行きました。

食欲の秋ですね。
皆さんにも是非一度トライして欲しいと思います。

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コメント


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ひなのさん今晩は。
そっか二回り少し違うのですね。
ダイエット食材としてコンニャクはいいのです。
私は冬にはおでんでも沢山コンニャクを使います。
ダイエット食としてコンニャクラーメンを試食したことがありますが☓でした。
是非この牛丼試してみて下さい。
意外に美味しいと思って貰えるのではと思います。

BOGGY | URL | 2012-09-20(Thu)20:01 [編集]


ダイエット牛丼ですか・・
探究心のあるBOGGYさんの素晴らしいレシピですね。
牛丼は時短料理で私はよく作ります。
こんにゃく入りでお肉は固くならないですかー
カロリー計算もせずに毎日作っているので、
恥ずかしいやら~
そのお陰でぽっちゃり街道まっしぐらって感じです。
私が1歳の頃には牛丼召し上がっていたのですね。
牛丼食べたのは・・ずいぶん大きくなってからだったと記憶しております。
吉野家が初めてだったと思います。
我が家は結構好きですよ。

ひなのきんちゃく | URL | 2012-09-20(Thu)15:25 [編集]