BOGGYのイタリア料理と山と野草

イタリアファンのBOGGYが作って食べるイタメシのプログです。 登山、ピクニックのアウトドア・イタリアンはいかがでしょう。 革工芸も始めました。

山頂のパェリャ

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 私の得意料理にスペイン料理のパェリャがあるけれど、これは本格的に作ると材料の仕込みの段階からしてとても面倒なので、まだレシピを作っていないのです。


昨年、登山を始めてから知り合った山の仲間達と初めて忘年会のパーティをして、この時に自慢のパェリャを出したせいで、すっかり山の仲間にこのパェリャが有名になってしまい、なんとかこのパェリャを食べて見たいという仲間が増えてしまった。
しかし全員私の家に来てもらってパェリャをご馳走するわけにも行かないので、なんとか山の上でこのパェリャを作れないかと考えた。
上の写真は、山仲間とのトレーニング登山の折に、本当に山の上でのパエリャ作りの実験をした時のパエリャ。
最初は家の中で作るのと同じ大きさのフライパンで作ってみたが、やはり登山用のガスの熱量では不足で、大きな鍋の全体に均一な熱が回らず、出来具合が平均にならなかった。
見た目にはちゃんとで出来ているようでも、味ではイマイチになった。こんなわけで、鍋のサイズを小さくして、作る量も減らす工夫で、ようやく、味だけは本物のレベルを維持できるという「山頂のパェリャ」を開発することが出来た。
以来、何度かの仲間との登山で、30名近い仲間の全員に、私のパェリャを試して貰うことが出来て、日本に登山グループは沢山あるけれど、山頂でパェリャを食べるグルメ登山は我々だけではとみんなに喜んで貰っている。
この「山頂のパェリャ」のレシピを是非教えて欲しいとの仲間のリクエストに、これなら誰が作ってもそう酷い失敗はしないと思うので、レシピを山仲間の掲示版に公開した。
すると早速このレシピを見て挑戦した人から、美味しいパェリャが出来ましたと、その掲示版に報告が載せられた。
見るからに美味しそうな出来上がりの写真でした。割りあいに簡単で、失敗もしないので、これをご覧の方も是非挑戦して見てください。
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写真は、左側が山の上で登山用のガスコンロと、テフロン加工の16センチの鍋を使って作るパェリャです。
山用のガスの火力ではこれ以上の大きな鍋では炊けません。
右側のは、山の仲間がこのレシピで自分の家でテフロンのフライパンを使って作ったものです。
簡単パェリャながら見栄えもなかなかですよね。

○山頂のパェリャのレシピ
家庭で作るにはテフロン加工のフライパンの方が美味しいオコゲが作れますよ。
○材料(およそ4人前)
1.米 1.5カップ註)米は研いだり、水で洗ったりしないでください。
そのままオリーブオイルで炒めるので、ヌカがどうしても気になるという方は、無洗米を使ってください。
ちなみに突きたてや新米のヌカはケギライしなくても味もいいのですよ。
2.冷凍シーフード・ミックス 250g スーパーの冷凍売り場で売っている、エビ、イカ、アサリの組み合わせのもの。
3.ムール貝8個  
簡単パェリャではこれは省略してもかまいません。
4.白身の魚 切り身2キレ タラなど白身ならなんでもいいですが、小骨は取ってネ。
5.鶏 胸肉 白身の魚と同量程度
6.海老 見栄えが良いのは頭付き、頭が無い冷凍でもいいです。
  頭付きの海老は背綿をとってから、ガスで焼きます。
  表面にコンガリ焦げ目をつけて起きます。
7.赤いパプリカ 半分 縦に4つ割して、2枚を横に5ミリ巾で切ります。8.青いヒーマン 2個 縦に二つ割して上と同じ。
9.レモン 1個
○調味料
1. エキストラ・バージン・オリーブオイル 大さじ3杯
2.ニンニク 2カケ3.塩、コショウ 他にあれば、タイム、ローリエ、オレガノ、それぞれ1振り(省略可)
4.サフラン これは見た目の黄色い米の出来上がりの着色と香りつけに使うけれど、本物の金より高いので省略可です。
○下拵え
1.白身の魚と鶏は一口大に切っておきます。
  ムール貝が手に入った方は、貝の外側の汚れを、金属タワシなどできれいにしてください。
2.鍋に水500ccを入れて、沸騰したら、2から5までの材料を入れて、ひと煮立ちさせて、浮かんだアクを取ったら、すぐに材料を取り出してください。アクをとるのが目的なので、煮すぎないようにネ。
3.アクを取って、全部の具を取り出したスープに、塩、コショウ、その他で味を付けます。
これで米に味を付けるので、スープとして呑む場合より少し味を濃い目に。 この量なら塩は小サジ一杯が丁度ですが、濃い目でも山盛り一杯を限度にしてください。サフランがある方はここで入れておきます。
量は一つまみ、40本前後でしょうか。

○調理
1.フライパンに、EXオリーブオイル大さじ3杯を入れ、フライパンを温めて、薄切りにしたニンニクを焦げないように少し炒めてから、続けて米を入れて炒めます。
2.米の半分以上が白く不透明になったら、3のスープ450cc(厳守)と2の具を入れて、混ぜて、蓋をして煮込み始めます。ガスの火は強めでいいです。3.煮込み始めて15分程度、入れたスープが米に吸われて水っぽくなくなったら、上にピーマンを全体に広げて載せ、その上に焼いた海老を乗せて、また蓋をして煮込みます。
4.20~25分頃、ほぼ炊き上がって水分が無くなり、フライパンの底のほうから、ピチピチと米が焦げる音がし始めたら、ほんの少し火を弱めて、フライパンを斜めにして、フライパンの周囲にも火を当てて鍋全体にピチピチとお焦げを作れれば満点の出来上がりです。出来上がりの米の炊け具合は少し硬めがいいですよ。
5.レモンを鍋全体に絞って振りかけてます。6.鍋底のお焦げと具を全体に混ぜて、銘々に取り分けてください。 これに冷たく冷やした白ワインがあれば、鬼に金棒ですね。ご家族から絶対好評間違いなしのパェリャ、是非挑戦してみてください。

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コメント


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パエリア美味しそうですね

大好きで良く作ります。

みんなで楽しめますから

TBさせていただきました

お世話になります。

ryuji_s1 | URL | 2007-08-16(Thu)12:44 [編集]