BOGGYのイタリア料理と山と野草

イタリアファンのBOGGYが作って食べるイタメシのプログです。 登山、ピクニックのアウトドア・イタリアンはいかがでしょう。 革工芸も始めました。

ポルチーニのタリアテッレ

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 食材を入れている引き出しが何かにひっかかって開かなくなった。
引き出しに入っていた物を順に取り出して奥に手が入るようになって、何か袋が手に触った。
取り出してみると、昨年イタリアに行った山友のお土産に頂いた乾燥茸の袋詰めだった。



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イタリアにはポルチーニという、イタリア特産の茸があって、これは日本の松茸レベルで、高価な茸だ。
松茸と同じに、樹木の根に共生するので、純粋栽培は困難で、年々採取量は減り、それだけ高価になる茸だ。
このパッケージはその高価なポルチーニだけでなく、他の茸も入れ合わせたもので、50グラムの量だった。

引き出しからは茸の他に、色々出て来て、中にホウレンソウのタリアテッレもあった。

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そろそろこの食材を使って欲しいという催促だったのか、初秋にもなることだし、冷製パスタもオシマイにして、温かいパスタもいいかもと、この二つの食材で料理をしてみることにした。

イタリアの乾燥茸を使うのは始めてなので、ネットで調べようと、「茸のタリアテッレ」(Tagliatelle di pasta fresca ai funghi.)で画像を検索すると、沢山のパスタ料理の写真がずらずらと出てきた。

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その一番目に検索された画像のサイトに行くと、これがピンポーン・・で、乾燥茸の詰め合わせを使ったタリアテッレの料理だった。
作り方は簡単で、茸を戻し、エシャロットを炒め、茸を炒め、白ワインで煮て塩とコショウで味付けをするのだ。
他にも似たような画像を辿ってゆくと、生クリームを使うのも見つかった。

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これだけ分かれば十分で、久しぶりにパスタの晩御飯になった。

さて、簡単レシピです。
材料は一人前。

1.昼の内に乾燥茸を10グラムほど、水に浸して置く。
 茸を戻した水は料理に使うので捨てないコト。椎茸を戻した時と同じです。
2.使うパスタは、ホウレンソウのタリアテッレ、80グラム。
 これはスパゲッティでもリングイネでもフェットチーネでもなんでもイイノヨ。
3.玉ねぎ 1/3
4.ニンニク 半かけ
5.生クリーム50cc
6.パルミジャーノ・チーズ(粉)
7.白ワイン50cc
8.塩、コショウ

1.ニンニク半かけと玉ねぎを微塵切りにして、オリープ・オイルで弱火でじっくり焦がさずに炒めます。10分程度かけてゆっくりと炒めます。
セッカチに強火だったら1分で焦げてしまうのでダメ。ここが美味しい料理のツボなのです。

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2.玉ねぎがコンガリ色になったら、水に戻した茸を入れて再び少し炒めます。
 
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3.白ワイン50ccと、茸を戻した水50ccで、タカノツメ2本を入れて水分が半分に減るまで煮込みます。
 この間にバスタを茹で始めます。

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4.生クリームを50cc加え、塩とショウで味を付けながら3分ほど煮込みます。

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5.まだ芯が残るパスタを加えて、1分ほど、ソースと和えます。

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6.皿に盛って、パルミジャーノを振りかけます。

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白ワインだけのソースよりも、少しコクのあるクリームソース風味のソースになりました。
戻した水には独特の茸の出汁が出ているようで、椎茸の出汁とは違う味です。
茸の食感は、弾力があって、(あり過ぎカモ)シコシコ、シャキシャキです。
普段食べる生茸のパスタでは無い食感でした。
ちなみにホウレンソウのタリアテッレはあまりホウレンソウの風味を感じませんでした。
手打ちだと美味しいのですが・・・。
まだ茸が40グラムほど残っているので、何かのランチの時に使ってみましょう。
誰かがこれを賞味する機会があるでしょうね。

この乾燥茸のパスタを食べているイタリア人に、今では収穫量が減って、「幻」の字が付く、私の自慢料理のヒラタケの、官能的な食感のパスタを食べさせてみたいと思いました。

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