BOGGYのイタリア料理と山と野草

イタリアファンのBOGGYが作って食べるイタメシのプログです。 登山、ピクニックのアウトドア・イタリアンはいかがでしょう。 革工芸も始めました。

五周年を迎えたBOGGY会-7月のBOGGY会(20120712) 

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 7月のBOGGY会は暑くなって来たので里山を避けて、久しぶりのランチ会になった。
ふとBOGGY会は何時から始まったのかを調べてみると、なんともう6年目になることが分かったので、急遽ランチ会はBOGGY会五周年記念のランチ会にすることにした。



BOGGY会が出来た経緯は、2011年に一度書いてあったので、引用すると、「私が登山を始めたのは6年前、60半ばで始めたので、これまでロクにスポーツをしていなかった私には、山を登る脚力など、基礎体力の増強が急務だった。
たまのゴルフで1日10キロ以上歩いても、それは登山の脚力増強にはほとんど効果がなくて、やはり高低差のある道の登り下りの鍛錬が必要で、低い山でも山を登ることが訓練になる。
そんなことから、私は土日以外の平日の木曜日に、金華山や百々ヶ峰を初め、岐阜近辺で、携帯電話が通じる山でトレーニングをするようになった。
携帯電話が通じるという条件は、平日なので、仕事先からの緊急呼び出しの電話があった時に、それを受けて対応できる必要があったためだった。
何時しか、何度かそんな電話を受けていると、先様も感ずいて、電話の最初に「今、山?」なとど聞かれるようになって、「○○は木曜は山に登る日らしい」と、いわば暗黙の了解で、少しは気が楽になった。
こんなことで、仕事をしていないとか、木曜は空いているという、山仲間のママさん達が、1人、2人とこのトレーニングに付き合ってくれるようになって、岐阜近辺の低山登山と山の上でのランチが定着して、何時の間にか「BOGGY会」と名前が付いた。」

こうして誕生したBOGGY会だっのだけれど、今考えるとこのBOGGY会は、私に多くの恩恵を与えてくれていたと思う。
登山の楽しみ方もその一つには違いないけれど、独り身の私が岐阜に来てから、本格的に料理を初めてから、それを食べてくれる人が居るということも有難いことでした。
家族がいれば家族に食べて貰えばいいのだけれど、独り身の私が一人で作って一人で食べるのでは面白くもないし美味しくもない。
こんな私が作った料理を賑やかに楽しんで貰えるグループがあるのはとても有難い存在なのだと思います。
山の上で食べるイタリア料理は、まずこのBOGGY会でデビューして、合格か不合格かの試食をして貰うようになつて、この過程を経て、他の山仲間の人達との、山頂のイタリアンとしてデビューした料理は多いと思う。

最初のBOGGY会は、調べると2007年1月の、山頂にお城の模型のある古城山だったけれど、残念ながらこの山頂で作った料理は何だったか、写真の記録がなくて忘れてしまった。
誰か、参加のメンバーさんで、覚えている方いませんか?

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この五周年記念のランチ会でデビューする料理は、前菜の真竹の姫川と焼きパプリカのカルパッチョにしました。
最近ネット上で知り合った大垣市のMさん伝授の新しい食材の真竹の姫皮で、この顛末は前回のブログでリポート済みで、そのMさんから出された宿題、「姫皮をイタリアンで使う」で、焼きパプリカと共演するカルパッチョを考えたのでした。
最初私一人で試したのが、このカルパッチョ試作一号。

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そして翌日、年一度の会社の決算の手続きをお願いしている会計士さんに、姫皮をサラダにして、この材料は何?と聞いてみた。

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しばらく黙々と吟味した後、「筍?」となんとか当ててくれました。
この人もこの10年間、年に一度、私の料理を楽しみにして来てくれる一人で、ちなみにもう一人は保険屋さんの、今は二代目の息子さん。
この日のメインはアサリとムール貝のボンゴレでした。

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さて、BOGGY会の姫皮のデビューは、試作一号の反省点で、使うパプリカを赤に変えた。
なぜ赤いパプリカに変えたのか、その理由は・・・ちよっとウンチクを言わせて下さい。
カルパッチョ(carpaccio)
再近、日本のイタリアンでは鯛のカルパッチョとか鮪のカルパッチョなど、生魚を使ったカルパッチョが多くて、カルパッチョは生魚の料理と思っている人も多くなった。
カルパッチョはヴェネツィアのハリーズ・バー(Harris Bar)のシェフだったアリーゴ・チプリアーニ(Arrigo Cipriani)さんが生の牛肉を使った料理を考えて、赤色の牛肉を、赤色を多用して絵を描いた画家のヴィットーレ・カルパッチョ(Vittore Carpaccio)の名前を借りて命名したそうな。

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牛肉のカルパッチョ


ヴィットーレ・カルパッチョの代表作、1490年にヴェネツィアで制作された「聖ウルスラ」9枚の絵画よりなる連作で、ヴェネツィアのアカデミア美術館にある。

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今ではカルパッチョは「薄切り」を意味する料理用語にもなっていて、日本の独自の河豚料理「てっさ」などは究極のカルパッチョと言えるかもしれない。
こんな意味では真竹の姫皮の一枚の薄さは人間では作れないカルパッチョになる。
それに命名の理由になった赤色を取り入れて赤いパプリカを使って、正真正銘の「カルパッチョ」の誕生です。

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見た目の珍しさと独特の姫皮の食感、初体験のエンジェルさん達には大変好評でした。

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BOGGY会五周年記念のイベントとして、五年間もお付き合い頂いたエンジェルさん達への感謝として、最近始めた皮工芸の作品をプレゼントすることにしたのです。
今回はとりあえず二個しか準備できなかったので、阿弥陀籤の抽選で・・・・。
二個の賞品にエンジェルさん達から「ワッ可愛いい!!」抽選に外れた人は残念でしたが、作品の予約をして完成を待つことになりました。

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さて、賑やかに抽選会も終わって、ランチは次の料理に。
今回は以前にBOGGY会でデビューしたイタリアン・酢豚。

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これをテーブルに出すと、早速「前のと違う!!!」とのクレームが・・・・(笑)
実を言うと、今回の料理は、自分で作ったイタリアン・酢豚のレシピを確認もしないでうろ覚えのまま作ったもの。確かに前のとちょっと違ってるよね。
流石ベテランのママさん方、違いがすぐにバレてしまったようだ。
これが以前デビューしたイタリアン・酢豚で、見た目も中華の酢豚に近い。
これと比べると、今回のはカポナータまがいの料理になっている。
たとえ味は同じでも見た目も大事で、これは酢豚には見えませんね。
名誉挽回で、次回はちゃんと作りますね。

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イタリアン・酢豚のレシピはこちら


一休みして、今日の最後は二種類のピザ。
もうかなり熱い季節になったので、ピザは年の前半では今回が最終回です。
昨年購入した陶製のピザ窯の活躍で、ピザレストランのピザに勝負を挑む秘密兵器なのです。

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所が昨年と違って、ピザを焼く準備も以前より少し大変になりました。
11年前に岐阜に越してきて買ったガステーブルが寿命になって、昨年買い換えた。
10年も経つと機械類は進歩していて、ガステーブルも、ガスの消し忘れや、鍋の空焚き防止の機能が付いていた。
それはそれで良いのだけれど、困ったことに、折角美味しいピザを焼くための、陶器のピザ釜が、空焚き防止のセンサーに反応して、ガスの火が細くなって加熱できなくなってしまった。
センサーを無理やり埋め込んで、鍋底にタッチできないようにしても、高い熱を感知してしまう。
折角買ったピザ窯をお蔵入りにするのも悔しいので、代わりに業務用の大きなガスコンロを買って、ガステーブルの上に置いて使うことにした。
ガスの機器には、定格の表示があって、ガスの熱量が表示される。
買ったガステーブルは、二種類の口火があって、高熱量の方は、4.20kw(3610kcal/h)となっていた。

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そして買って来た大きな業務用ガスコンロは3.95kw (3400kcal/h)となっていて、ガステーブルより低い熱量になっている。

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二つのガスの口火の数やその大きさを比べると、どうみても業務用のガスの方が大きい炎の面積があるように見える。
そして実際にピザを焼くと、業務用コンロの方が、これまでのガステーブルよりも一分ほど早く焼けるし、より美味しいピザになっているのだ。
このガステーブルのカロリー表示はインチキで誇大表示なの?それとも家庭用と教務用では、熱量の測り方が違うの?なんとも不思議なお話です。

さて、最初のピザは、初デビューで、以前海老のクリームソースのビザはデビュー済みで、今回はシイタケ、マイタケ、シメジの三種の茸を具にしたクリームソースのビザになる。
レシビはいずれ紹介しますね。

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今回は試しに買ってみた、ドイツ製のモツァレラ・チーズを使ってみましたが、モッツァレラの独特の弾力、伸び具合、味もイタリア製の上質のモッツァレラと遜色のないものでした。
ピザレストランのピザと勝負をしたいなら、お店では原価的に使えない上質のチーズを使うことが一番ですね。
買ったお店は教えましたが、チーズの名前をメモし忘れた方のための画像です。

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二枚目のピザは、生ハムのピザ。これも初デビューでした。
これはレシピいらずの簡単ピザです。
① 用意したビザクラストに、まんべんなく、生ハムを敷き詰めます。
② その上に、摩り下ろしたパルミジャーノ・チーズを振りかけます。
③ またその上に、たっぷりとモッツァレラ・チーズを載せて、焼きます。
④ 焼きあがったら、その上にまた生ハムを載せて出来上がりです。
生ハムには塩味が付いているので、調味料は無用です。
食べながら「美味しい・・・」と溜息をつく人も・・・・。
失敗なしの簡単ピザですが、これが結構美味しいのです。是非トライしてみて下さい。

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お腹が一杯になった所で、メンバーさんが持ってきた包丁4本の話題になって、普段の包丁の使い方や手入れのこと。
ここで持って来てくれた包丁を見ると、その一本が私が先日買ったダマスカス包丁と同種の鋼で、メーカー違いのもの。
早速15倍のルーペで刃先を見てみると、刃がまんまるに見事にすり減っていた。

私がよくやる刃物のテストは、人差し指を45度の角度で下に向け、人差し指の爪の上に、刃物をそっと載せて見る。
切れの悪い包丁は爪の上を滑って止まらないけれど、切れの良い包丁は、爪の表面に刃が引っかかって滑らない。これで十分に切れ具合のテストが出来るし、この包丁もツルツルと爪の上で滑っていた。

早速、流し台は包丁研ぎの実演コーナーに変身して、買ったばかりの砥石などおっちゃんは能書きをたれながら、この包丁を研いだ。
研ぎ上がると、その包丁の切れ味を、薄い広告のチラシを切って試してみる。
これはブログの動画でも紹介したもので、研がれた包丁は見事に薄い紙を切り裂いた。
冷蔵庫から、トマトを一個取り出して、メンバーさんにその切れ味を試して貰うと、その違いを実感されたようでした。
私の手持ちの包丁を一本、体験貸し出しにするなど、ひとしきり包丁の話題で盛り上がりました。

メンバーさんの持ち寄られたデザートをご馳走になり、今回はカラオケなしでの楽しい五周年記念のランチ会でした。
後五年、登山と料理をがんばって、是非十周年記念をやりましょうねと誓い合って解散になりました。
ホントにこれからの五年は私にも挑戦甲斐のある月日だと思います。
メンバーの皆さん、これからもお付き合いの程、よろしくお願いしますね。

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コメント


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ケーキさん、楽しんで貰えてよかったですよ。
ジオンさんに10年、20年と言われたので、またまだ頑張ってつづけましょう。

BOGGY | URL | 2012-07-14(Sat)15:40 [編集]


ひなのきんちゃくさんコメントありがとう。
ピザ窯のこと、ミニメールしましたのでご覧下さい。

BOGGY | URL | 2012-07-14(Sat)15:38 [編集]


ジオンさん、2006年ではなくて、2007年でしたね。
ブログ訂正しておきました。
ジオンさんのブログ懐かしく拝見しました。
はい10年がんばりますかぁ・・・。

BOGGY | URL | 2012-07-14(Sat)15:36 [編集]


とっても、楽しかったです。

さっぱり酢豚もレベルアップされたピザも 柔らかな筍も 何もかも美しく、美味しかったです。
素敵なカバンの革細工(5円玉入り)も いただけて嬉しいです。大事にします。
包丁研ぎ実演も ためになりました。

BOGGYさんの前向きな生き方は 人生の標石になります。これからもよろしくおねがいします。
ありがとうございましたあ。

ケーキ | URL | 2012-07-14(Sat)08:57 [編集]


BOGGY会のごちそういいですねー
美しいエンジェルさんたちも大満足だったのでしょうね。
陶器のピザ釜気になります。
相方はピザが大好物ですー
皮工芸もレベルアップしてきましたね!
素敵です。
なんだか一緒に楽しい気分になりました!

ひなのきんちゃく | URL | 2012-07-13(Fri)21:17 [編集]


こんばんは
調べたら、2007年1月でした

ブログに載ってました
料理はパエリアとスープ
阿繍さんのポトフも

http://jion.at.webry.info/200701/article_9.html

こちらこそ、毎回おいしい料理を戴けて
うれしいです
あと5年と言わず、10年20年と、、(汗)
続けましょう

ジオン | URL | 2012-07-13(Fri)18:48 [編集]