BOGGYのイタリア料理と山と野草

イタリアファンのBOGGYが作って食べるイタメシのプログです。 登山、ピクニックのアウトドア・イタリアンはいかがでしょう。 革工芸も始めました。

穂高山麓-右俣林道の野生ラン (20120624)

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ササバギンラン  クリック拡大


 新穂高温泉のロープウエイ乗り場の先から、東に伸びる西俣(にしまた)谷に、右俣林道がある。
この林道は、北アルプスの槍ヶ岳、穂高岳そして奥丸山への登山の岐阜県側のアプローチの道でもある。
そして野草のファンにとっては、多くの野生ランが見られる隠れた名所でもある。
「右俣林道 野生ラン」で検索しても私のブログのリポートがトップにリストされる位なので、やはりあまり知られていないようだ。
右俣林道には、2009年6月20日、2011年7月2日、そして今年6月24日で三度目になる。



今回のリポートは行程が2011年のリポートと重複するので、出発から帰るまでの行程は省略して、アルバム風に、ほぼ10日の違いとその年の季節変動で、見られる花の状況の違いや林道からの風景などをリポートしようと思います。
全行程と地図は前回リポートを参照して下さい。

穂高山麓の野生ラン鑑賞(11/07/02)


出発して2時間半、平湯温泉卿の入り口の交差点で車を止め、山頂を他県と共有しない岐阜県の最高峰、笠ケ岳(2898m)の勇姿を鑑賞するのが何時しか習慣になりました。

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笠ケ岳 クリック拡大

ちなみに日本一の山、富士山は静岡県と山梨県の県境なので失格。
第一位は、山梨県でNo2の高山、北岳(3,193.2)
第二位は、富山県でNo20の大汝山(立山連峰)(3,015m)
第三位は、長野県でNo05の木曽駒ヶ岳(2,956m)
やはり多くの高峰は、ほとんどが県の境い目になっているようです。

ロープウェイの駐車場から暫く林道を登り、穂高平非難小屋へのショートカットの山道に入ります。
ここは林道ではなく、登山道で深い自然林の中の道です。

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森の中で今回最初に出会ったランはコケイランでした。
今年は今がコケイランの盛期なのか、行程中の林道に見飽きる程に咲いていました。

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咲き始めの花は純白ですが、

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時間が経つと赤い斑点が着くようです。

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コケイランのアルバムのお終いは帰り道の西日に照らされたコケイランです。

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小一時間ほどで穂高平非難小屋に到着。
とりあえず参加メンバーの記念写真です。
単に記念になるだけでなく、後々、この日は誰が一緒だったか調べる時に重宝するので、山の写真にはこの記念写真が欠かせません。

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非難小屋からはまた林道を登ります。
次に出会ったのはノビネチドリでした。
林道の脇に咲いていたのはまだ小さい株でした。

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帰り道の本命のノビネチドリは谷の堤防の下に咲いていて、今年はラッキーに大きなノビネチドリが二株ありました。

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背丈は膝の上まであるジャンボなノビネチドリです。

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よくよく見ると、帽子をかぶって、ベビー服を着た赤ちゃんがふわふわ空中を飛んでいるように見えました。

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次の出合いはササバギンランです。
今回は三箇所で出会えました。タイトルの写真はランチの後、大きな瓦礫の白出沢を渡った先で見つけました。

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今年多く見かけたのはサイハイランで、至る所で咲いていました。
一番鮮やかに色ついたサイハイランです。

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咲いて時間が経つと開きが広がるものの色が薄くなるようです。

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開ききったサイハイランの中央の色の濃いのが唇弁というようです。

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今年私が期待していたのはショウキランでした。
最初に仲間が見つけてくれたのは、薄暗いヤグルマソウの葉陰で、まだ芽を出したばかりの株でした。

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帰り道にようやくもう一株みつかりましたが、まだ蕾で時期が早すぎたようで残念でした。

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同じく期待していたのはオオヤマレンゲ。
これもまだ硬い蕾でした。
昨年はこの花もショウキランも咲いていたので、この二つは同じ時期なのでしょう。

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今年多く見かけたランの一つはイチヨウラランでした。
昨年は一本しか見られなくて寂しい思いをしました。
細く伸びた茎に花が一つ、葉は根元に一枚だけなので一葉ランなのでしょう。

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地味なランなので見つけにくい花の一つです。

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とても清楚なランです。

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丁度12時頃に折り返し点の白出沢に到着しました。
例年のようにここでランチです。
ここで一時間半ほど、ゆっくりランチを楽しみます。
その間数組の登山者が山から下りてきましたが、こんな林道の真ん中で車座で食事をしている人達は何をしているのか怪訝に思ったのではないでしょうか。

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今回の私のランチメニューはこの仲間では初めてデビューするイタリアン・酢豚でした。簡単に説明すると、イタリア料理の最もポピュラーな野菜料理、カポナータに豚肉が加わって、バルサミコ酢で酢豚風の味付けをしたもの。
勿論イタリアには酢豚はないし、カポナータに豚肉を入れたりはしませんね。
これは私のオリジナル、で日本人向けのイタリアンです。
これは日本人には違和感がないようで、みなさん「美味しい」と好評でした。



イタリアン酢豚のレシピはこちらで


ラン以外に林道で見かけた野草達です。
オオバミゾホウズキ

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ギンリョウソウ

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ヤグルマソウ

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ツクバネソウ

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アカモノ

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カラマツソウ

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タチカメバソウ

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ゴゼンタチバナ

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帰り道は、のんびりと森林浴のつもりで林道を下ります。
大木の原生林を心ゆくまで楽しみました。
森と山の風景のアルバムです。

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ブナやトチノキの大木の森は涼しく清清しい空気に満ちています。

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カツラの巨木です

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つい深呼吸をしてしまいます。

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笠ヶ岳(2897m)

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10:59 槍ヶ岳

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一日お付き合い頂いた仲間の皆さんに有難う&お疲れ様でした。
来年は少し遅目に、オオヤマレンゲとショウキランを見に行きたいと思います。

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コメント


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ひなのきんちゃくさんおはよう。
西俣林道は本当にランが豊富で楽しいです。
ただし岐阜市内からでも3時間はかかるので私一人では行き帰りの運転が大変で行かれません。
お仲間のお陰ですよ。
酢豚ぜひトライしてみて下さい。トマトソースの代わりに、市販のナポリタン・ソースでもいいですよ。

BOGGY | URL | 2012-07-02(Mon)06:43 [編集]


コケイランなどラン科にたくさん逢えた一日でしたね。
イタリアン酢豚おいしそう~
私も作ってみようかな!
楽しそうなランチですねー
いいお仲間がいて羨ましいです。

ひなのきんちゃく | URL | 2012-07-01(Sun)22:59 [編集]