BOGGYのイタリア料理と山と野草

イタリアファンのBOGGYが作って食べるイタメシのプログです。 登山、ピクニックのアウトドア・イタリアンはいかがでしょう。 革工芸も始めました。

初めての革工芸 (Ⅰ)

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 女性の身に着けるアクセサリーなど、生まれてこの方興味を持ったことなどなく、まして、それを自分で作るなど考えたことも無かったけれど、何故かそれを作ってしまうことになった。



 先日、関の孫六 ダマスカス包丁を買って、キャンプや出前シェフをする時のために、革製の包丁ケースを作った。

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関の孫六 ダマスカス包丁


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革製の包丁ケース

この時に革の加工方法には疎いことから、本屋さんで簡単な革の扱い方の本を探すと、「革で作るアクセサリーと小物たち」という革手芸の薄い本が目に付いた。

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ざっとページをめくると、いかにも入門書らしく、革の材料や道具、簡単な加工方法が載っていた。
これさえ分かれば十分と、この本を買い込んで包丁のケースを作ることが出来た。
これで本を買った目的は達成されて、本は本棚の隅に置かれることになる筈だったのだけれど、本には付録が付いていて、簡単な革のアクセサリーが作れる革の端切れや小物の部品などがセットになっていた。

日曜に午前中に仕事があって、山仲間の山企画に参加できなかったので、午後はヒマだった。
思い出してこの本を見直していると、付録の革で作れるアクセサリーのミニチュアの靴の写真が掲載されてあって、可愛い靴のアクセサリーだなぁと、これを作ってみようと思った。

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初めての革手芸の挑戦だけれど、元々子供時代から工作大好き人間だったので、物作りには自信と経験があった。
工作用の道具類も持っているし、本には2ページの細かな作り方のマニュアルが掲載されていて、特別な道具も不要で、これなら私にも作れるかもしれないとやって見る気になった。

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それでもこの革細工はこれまでの工作とは勝手が違ってかなり苦労をすることになった。まず作る物がとにかく小さいので、老眼の身には大変で、細い針に太めの麻糸を通す作業から思うようにならなかった。

幸い家のすぐ近くに手芸のお店があったので、飛んで行って、太い針がないか探したのだけれど、0.76ミリが一番太い針で、これでも太い麻糸は通らない。
結局3本ヨリの麻糸をほぐして2本ヨリにして使うことでなんとか針に通すことができた。とにかく、革を縫うというのはかなり大変で、目打ちで穴をしっかりあけないと針が通らない。
革二枚を合わせ縫いをするのだけれど、一度並縫いをして、二度目は同じ穴を使い、糸が内側になって見えない所を表に糸を出るように縫うという縫い方をすると書いてあつた。上下の革の穴目が合わないむせいもあって、二度縫いは到底無理と分かって、折角縫った部分を全部解いて、一本の糸の両端に針を付け、これを使って、交互に縫い進める方法にしたら旨く行った。
かなりの苦労をして、日曜の午後一杯と深夜までかかってやっと完成した。

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結構夢中になる面白さがあって、その難しさが挑戦意欲を刺激してくれたらしい。
ちょっと革手芸やってみてもいいかな?と興味を持たされてしまったようだ。
まあまあの出来に気分を良くして、似たような靴のミニチュアで、ロングブーツの写真も掲載されていたので、次はこれを作ってみようと思った。

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しかし付録に付いてきた革は小さくて一個靴を作れるだけ。
ロングブーツを作るには革の材料を手に入れなければならない。
各務ヶ原のイオンに買い物に行ったついでに、センターの案内嬢に手芸のショップはあるかと聞いてみると、イオンの3階の家具売り場の奥に手芸コーナーがあるという。1階の食品売り場と2階の電気製品の売り場は知っていたけれど、3階には上がったことがなかった。
行ってみると、革のハギレやパーツなど種類は少ないものの、一応革の手芸をするためのものも置いてあつた。
本の付録の革は10センチ角にも満たないほんとに小さな材料だったけれど、このショップにもこんな小物用の革のハギレがあって、色も表面も色々のハギレが1枚98円で売っていた。
本にあった編み上げのロングブーツを作るのに似合いそうな、裏地が明るいオレンジ色の茶色の革を見つけたので、これで二作目にしようと、アクセサリとしてぶら下げる部品と一緒に買って帰ってきた。

この最初の作品を、加入しているソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の日記に、「初めての皮手芸」として書いてみた。
夜、この靴が可愛いと、お気に入りさんたちの日記へのコメントを横目に、二作目に取りかかった。
しかし、このロングブーツの作り方は、紙型と簡単な略図の説明だけで、最初のブーツが2ページの、写真入りの細かな説明付きと比べると、とても分かりづらい。
一つ作れば後は皆同じだから・・・・と突き放されたみたいな感じだ。

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どう作ればいいか、考え込んでしまう場面もあって、ルンルンと二作目の完成とは行かなかった。
なんとか出来上がったものの、写真では分かりにくいけれど、左右が対象にならなかったり、二重の靴底の形が合わないとか、各所に問題のある出来となった。

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一番の問題は革を切る刃物だった。
革を切るのには片刃の刃物が必要で、カッターナイフでは薄い革は切れるにしても、2ミリを超えるような厚い革は両刃の刃物では駄目と分かった。
踵の重なった厚い部分の切り揃えなど、革を加工する方刃の刃物や丸い穴を空ける工具などが必要だと分かった。

改めて、ネットで革手芸、革工芸のページを検索すると、革の材料から付属部品、専用の工具まで全部ネットで揃うことが分かったけれど、道具も種類が多くて、簡単には選べない。
革の材料や加工、工具類に関する基礎的な知識が必要だと分かった。

しかし、この二作目の編み上げのロングブーツは、オシャレなアクセサリになりそうだ。この本の作品は、本を出版した会社の丸山和枝さんという人のデザインである。
プロのセンスはさすがですね。
革の手芸をやるとなれば、やはり自分で考えたデザインのものを作ってみたいと思うし、、とりあえずは、革手芸の基本技術、知識の習得をしなければ始まらないと思った。

小さな端切れの革も買ってきてあったので、練習をと、三足目の靴も作ってみた。
作り方の説明はやはり半ページの簡単なもの。

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それでも三足目になると作る手順もなんとか分かるようになった。
革も圧さや硬さの差があって、三足目用に使った革は、色は良かったもののかなり柔らかな革だったせいで、縫っていると、縫い糸の圧力でだんだん大きさが縮こまってしまうことが分かった。
革の硬軟、縫いの強さ、これらが全て作品に影響することが分かった。

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革の工芸、これは結構奥の深いものがありそうだ。
先日落として無くしてしまった革の財布、なんとかこれを作れないだろうか・・・。

(続く)

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コメント


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今日は一日ありがとう。
たまにはこんなランチもいいですね。
来月はランチ会よろしね。

BOGGY | URL | 2012-06-28(Thu)18:56 [編集]


可愛い、
すばらしいです。(@_@)

雀聖も欲しいと言ってます

ジオン | URL | 2012-06-27(Wed)23:02 [編集]