BOGGYのイタリア料理と山と野草

イタリアファンのBOGGYが作って食べるイタメシのプログです。 登山、ピクニックのアウトドア・イタリアンはいかがでしょう。 革工芸も始めました。

伊吹の史跡巡り/伊吹神社~上平寺~弥高寺城跡(2011-10-12)

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木曜日のBOGGY会のメンバーさんから、水曜の山歩きの企画にお誘いがあって、面白そうなので参加することにした。
今回は、伊吹山の東の尾根にある、神社やお寺の遺跡を巡るもので、標高7百メートルの尾根上には、弥高寺城という山城があったらしい。
今回は登りと下りのルートを変えて、周回するコースだった。



朝はゆっくり7時まで寝て、8時前に家を出て、8時45分に待ち合わせの場所に到着。最初に下山口の悉地院に車を置いて、道を戻って登山口の伊吹神社駐車場着に到着。

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駐車場には詳しい案内板が立ててあった。

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画像クリックで拡大


9時40分にスタート。
薬師堂の脇の舗装の道を登って行くと、伊吹神社の鳥居が現れ、その右横に、京極氏の館跡や庭園跡の広い平地があった。

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京極氏屋形跡


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庭園跡


調べてみると京極氏の館や庭園は京極高清によって西暦1500年初頭に整備されたらしい。

京極氏遺跡の資料はこちら


庭園跡にはこんな大きな枝を張った巨木がそそり立っていて、時の流れを感じさせてくれる。

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もう一つ石段を登ると、伊吹神社があった。

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神社の脇から登山道に入り、斜面を登って行く。
暫くは植林の薄暗い道が続く。

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やがて尾根に上がると、自然林の明るい道になる。

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こうした尾根道は、里山歩きの一番好きな道で、気分も爽快になり、足取りも軽くなる。

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途中で小休憩を取った時に、8日のキャンプでもやった漬物クイズをここでもやってみた。
今日は材料のトーガンを私にくれた本人もここに居るので、彼女が果たして当てられるかな?

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結果4人の中で、ヒント無しに1人が正解だったけれど私にくれた本人ではありませんでした。
ランチの時にこの漬物は完食されたので、まあ美味しい思ってくれたのでしょう。
途中の休憩をはさみ、11時20分に、これも京極氏が構築した上平寺城跡の二の丸跡に到着した。

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城跡の途中には左右に堀が切られ、土橋がかかり、側面と正面には高い土塁のある枡形という場所がある。
城内なのにどうして平に造成しないのかと不思議だったが、敵兵がここに入り込むと、場内からの攻撃に晒される罠のような場所だという。
こうした窪みの場所があるのはそうした戦術上のものだと分った。

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最後に上平寺城の本丸跡に出た。
広い草原には枯れたワラビが一面にあって、初夏にここに来ればワラビが沢山採れると、つい山菜採りの目になってしまう。
"なつくさや つわものどもが ゆめのあと"、奥の細道で松尾芭蕉が詠んだこんな句が頭をよぎる。

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ここは今回の目的の場所の一つなので、皆で記念写真を撮った。

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城跡を後にして、尾根を登ると、左手の尾根に次の目的地の弥高寺跡の場所が見えた。
写真は望遠で撮影したので近く見えるけれど、実際には遠く見える。

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すぐに分岐があって、伊吹山の五号目方向と分れて、左に進む。
ここからは、尾根を外れて、山の斜面を歩くことになり、やや荒れて崩れかかった狭い足場の道が続く。

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途中の小さな沢でアサギマダラに出会う。順番に写真を撮って二つ目の沢を渡ると、もう目の前に弥高寺跡が見える。

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先頭を歩いていた私は、何処かで弥高寺本坊跡に登る道を見落としたのか、弥高寺跡の下に回りこんでしまい、宝篋印塔(ほうきょういんとう)のある場所に出てしまった。
弥高寺跡を過ぎて来てしまったようだ。

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案内役のJさんが、藪を別けて登り、道を探して弥高寺跡から下って来る道を見つけてくれた。
寺の大門が建っていた場所から逆に弥高寺跡に登ることになった。

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結構きつい坂をしばらく登ると、1時少し前に、ようやく目的の弥高寺本坊の表示杭が見えた。

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ここも広い草原が幾つかの段になって連なっていて、展望が素晴らしい場所だ。
連れの誰かが「日本のマチュピチュ」と冗談を言ったので笑ってしまった。

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左には、伊吹山に続くドライブウエイと、登って来た上平寺城の尾根が手前に見える。

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正面には雄大な霊仙山があるのだけれど、春霞のように霞んだ空気で良く見えない。

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ここが第二の目的地なので、ランチの前に記念写真を一枚。

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陽射しは強いけれど、風は涼しい広い草原の一角をランチの場所にして、シートを広げ、ランチの料理を開始する。

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今日のメニューはもう山の定番ランチになっている、パエリャのパスタ版、フィデウアだ。
二センチに短く折ったスパゲッティを鍋に入れ、山なので殻を取ったムール貝、アサリ、それにエビの具とスープを注ぎ、暫く煮込むと、周囲に良い匂いが広がる。

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沸騰してしばらくしたら、焼いたエビと赤いパプリカを入れて蒸すようにする。

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出来上がりを待ちながら、持ち寄ってくれたパン類をご馳走になる。

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お待ちかねのフィデウアの出来上がり。

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この後、残ったフィデウアを炒めて焼きソバならぬ焼きパスタを作ってもう一つの味を楽しむ。
パリパリと香ばしく、これも好評だった。写真撮り忘れました。
ゆっくりコーヒーを楽しんで一時間のランチも終了。
2時過ぎに「日本のマチュピチュ」を後にします。

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しばらく明るい尾根道を下ります。

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下山開始から25分で林道に出会い、これから暫く林道を下ります。

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林道のテンニンソウの群落に、数匹のアザキマダラが乱舞しています。
今回二度目の遭遇で、二度目はゆっくり写真の撮影が出来ました。
毎年霧が峰でアサギマダラに会っていましたが、出会う度に何時も、こんな小さな蝶が何千キロもの海を渡ることに驚きを感じます。

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道々、林道脇に咲く野草の写真を撮りながら下ります。

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3時前に、林道をバイパスして弥高に下る山道に入る。
しかしこの道は既に廃棄されていたのか、林道の分岐点にこの道の案内が無かったのがその証拠で、管理の手も入らずに荒れるに任せた道。
茂る笹と倒木が道を塞ぎ、あげくクモの巣だらけ。

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クモの巣払いにかなりの難儀をして、それでも3時30分に無事弥高の集落に到着。
見上げると今下って来た尾根が見えた。

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4時前にデポして置いた悉地院の駐車場に到着。
ここで1人が、靴下に取り付いているヤマヒルを発見して、一斉に賑やかにそれぞれが被害調査をする。
この時期になってもまだヤマヒルが活動しているのに驚いた。
帰りぎわに駐車場を拝借した悉地院にお参りする。

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4時15分に登山口の伊吹神社の駐車場に戻る。
伊吹神社の駐車場で解散し、私1人なので、待ち合わせの場所に寄らずに帰宅する。
山頂を踏まない遺跡巡りの里山歩きもなかなか面白く、楽しい一日でした。
Jさんお誘いありがとう。写真何点か拝借しました。
参加の皆さん、また機会があったらよろしくお願いします。

地図上の歩いたルートは概略で正確ではありません。
黄線で示すルートが廃棄されている山道です。
緑色で示す林道で弥高に下るのが安全でしょう。

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今回出会った野草達です。

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サラシナショウマ


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アキチョウジ


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カシワバハグマ


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マツカゼソウ


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リュウノウギク


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ヤマラッキョ


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ヤマハッカ


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イブキトリカブト


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ベニバナボロギク



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コメント


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天候に恵まれ、さわやかな秋空の下の散策が楽しく伝わります。
花々の写真もきれいです。
昔の道具を整理して、また、山歩きが着せみたくなります。

dominngo | URL | 2011-10-19(Wed)14:29 [編集]