BOGGYのイタリア料理と山と野草

イタリアファンのBOGGYが作って食べるイタメシのプログです。 登山、ピクニックのアウトドア・イタリアンはいかがでしょう。 革工芸も始めました。

石川県大崎海浜公園キャンプオフ(2011-10-08)

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今年6月の「伊勢のキャンプオフ会」の後、キャンプのコミュが解散になって、折角知り合ったキャンプ仲間が四散してしまうのも残念と、有志で秋にキャンプオフを開催する約束が出来た。
この約束が仲間のお世話もあって、石川県のキャンプ場で開催されることになったのだった。



午前中の登山と森林公園の散策の後、かほく市の市内で、古いナビのせいで少し迷ったりして、午後1時頃だったか、ようやくキャンプ場に到着した。

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すぐに見覚えのあるキャンピングカーが目に止まったので、先着のメンバーが居るようだ。
後で聞くと数組が前泊したらしい。
海岸は見えないけれど、波の音がして、砂地に草が生えたキャンプ場で広い。
キャンプの食事は夕方からなので、時間はまだタップリある。
今日の料理のビーフシチューは肉やシイタケ、シチューソースは7日から仕込んで出来ていて、後の野菜は、キャンプ場で仕込む予定だったので、ジャガイモとニンジンを切って、茹でる作業をした。
量が多すぎるかと、少し減らしたが、結果として少し足りなくなってしまった。

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ビーフシチューは私の得意料理の一つで、毎年暮れには友人宅の餅つきの日に、60人前のビーフシチューを作る。今回も量は少ないけれど、作り方はこれと同じ。
http://smcb.jp/_as01?album_id=395670

シチューの準備が終わった後は、涼しい木陰でゆっくり休めて、午前中の山と森林公園の歩きの疲れが少し取れた。
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4時過ぎに、キャンプ場の入り口から、少し歩いて海岸に行ってみた。
砂浜が左右に長く続いていた。
偶然にも先日ニュースになった、二人亡くなった落とし穴の事故は、ここの海岸だったそうで、私もこのニュースは聞いていたけれど、その場所がここだったとは気が付かなかった。
見渡す限り人の気配の無い砂浜は、そんな事件など無かったようにひっそりとしていた。

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今年海を見るのは二度めで、一度目はやはりキャンプの集まりで三重県の海だった。
日本海を見るのは昨年の能登キャンプ以来だ。

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夕方近くになって、こうして海に日が落ちかかる光景は、太平洋側でしか暮らしたことの無い私には、海から日が昇る朝のような感覚がするので少し混乱する。

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砂浜に咲いている花を見つけた。
今の季節何処でも咲いている、ノコンギクのようだけれど、背丈は10センチ程の草丈なのに、花は倍ほども大きなもので、この大きさは始めて見た。
帰って調べて見ても、ノコンギクかヨメナか、それともシオンかその違いが私には分らない。

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もう一つは、コマツヨイグサでした。

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キャンプ場に戻ると、参加メンバーさんのそれぞれも腕によりをかけた料理の準備が始まっていた。
何が出るか楽しみだ。

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5時頃から、いよいよキャンプの宴が始まった。
最初は自己紹介からだったが、既にほとんどの参加者は既に以前のキャンプで会っているので気楽でした。
私の番になって、私のキャンプ歴の話をした。

私は岐阜で登山をするようになってからキャンプを始めた。
毎年友達とキャンプをしていた中学生の頃から、50年近いギャップがあるわけだ。
最初は1人用のテントで、料理道具も登山用の小型軽量のもので間に合わせていた。
最初のキャンプは「霧が峰」で、キャンプは登山や高原散策の拠点、いわゆるベースキャンプで、キャンプそのものが目的ではなく、単なる宿泊の手段で、目的地に近い場所で泊まれるというメリットがあったからだった。
こんなことで、ほとんど1人でキャンプをしていた。
三年も経つと、泊まるということの快適さを求めるようになって、テントも二人用になり、あれこれの道具が自然に増えて、これがほぼ現在のキャンプの様子になった。

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霧が峰の1人キャンプの様子


こんなキャンプをしていた中で、参加していたSNSでキャンプのコミュが出来たのを知って参加した。
二年前に、五箇山のキャンプオフが企画されて始めて参加して、キャンプが目的でキャンプそのものを楽しむというスタイルの、これが本来のキャンプという物を体験した。
私の趣味の一つに料理の趣味があって、1人のキャンプでも料理を作って、隣のサイトでキャンプをしている、見知らぬ人に料理を配ったりしていた。
こんなキャンプのためのキャンプもとても好きになったので、これからもこんなキャンプを楽しみたいと挨拶したのでした。

さて、最初の料理はメンバーさんの鶏の胸肉の茹で物、これが柔らかくアッサリしていて、ちょっぴりのタカノツメの辛味が効いていた。
これから何が出るか分らないので、出すなら早い物勝ちと、私のビーフシチュウはもう出来ていたので、早めにサービス。
今回は魚の料理が多そうなので、肉料理にしていた。
少し多目かと思った量が見事にさばけて、遅れてお越しの方には行き渡らず、お鍋の底をこそぐようにして、残り物風のシチューでごめんなさいでした。

以後出て来た料理を食べるのに忙しく、料理の写真は全て撮り忘れてしまった。
結果は何が出たかの記憶もままならなくなり、鍋物、焼き芋、カワハギと赤いかの鮨、それにカワハギの刺身と肝、鯛の刺身だったか。
宴会は暗くなるに従って賑やかに、皆さんのお酒も進み、話も弾んで時間の経つのも忘れた。
この和やかな雰囲気がキャンプオフの良さなのでしょう。

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そして面白かったのは、私が持って来た漬物を、思いつきでクイズの問題にしたのでした。
パックに入れられた、四角に切られた薄いピンク色の漬物。さて、この材料は何ぁーにか?

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この漬け物の作り方は至極単純で、梅干の種を取り、果肉を微塵にして、これを材料にからめて漬け込んだだけ。
多分誰もこんな漬物は食べた筈がないという予想が当たって、皆の答えは、まず大根?、カブ?、スイカ?、ウリ?、中にはヘチマ?という人も、"瓜科の野菜"というヒントで、さすがカボチャという人はいなくて、2人がトーガンという正解に至り、このクイズ、結構盛り上がってくれました。

こんな漬物を作るようになったきっかけは、前回の「菩提山と明神湖周回」の参加メンバーさんから、帰りがけに大きなトーガンを貰ったせいでした。

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長さが30センチを越える大きなもので、1人暮らしの私には到底食べきれない・・・。帰って下の階の二軒に四半分づつを配ってこれでとりあえず半分は消化。
東京に住んでいた頃は、トーガンの存在も知らなくて、食べたこともなく、勿論自分で料理をするのも始めてで、ネットで調べると、豚肉と炊き合わせのレシピがあった。
これ幸いと、豚の角煮を作るつもりで買ってあった豚バラ肉と一緒に煮込んで食べた。
とても柔らかい食感で、始めてだったけれどサッパリしていて美味しかった。

それでもまだ四半分は残っていて、考えあぐねて、野菜の嵩の目減りが大きいのは漬物だと、これも山仲間からの頂き物の梅干があって、これも沢山頂いていたので、この消化にもと、梅干を使って漬けてみようと思った。
早速二日ほど漬け込んだのに、嵩は全然減らなかったけれど、そのせいかシャキシャキととても歯応えのある、梅の酸味とほのかに瓜の香のする漬物が出来ていた。
普段から漬物は自分で作っていたので、これでレパートリーがまた一つ増えた。
ネットで調べてもトーガンの梅酢漬けなどはなかったので、これは私のオリジナルな漬物なのでしょう。
これを今度のキャンプで披露しようと持って来ていたのだけれど、説明なしでクイズにしてみたのだった。
試食の結果はそこそこ受けた様子で、宴会の終わる頃には完食されていました。
メンバーさんの手作りの梅酒のブランデーも出て、この漬物とペアになる味で、下戸の私でもこのブランデーはかなり飲み易く、知らずに量が進みました。

さて宴会の最後のトリを取った料理は焼き赤イカ(剣先イカ)。
この時になって、これまで出された料理の写真を撮るのをすっかり忘れていたことに気が付いたけれど後の祭り。このイカだけは撮れた。

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関東や中部に暮らしていて、この高級な赤いかの生の姿など、スーパーではまず見たことはない。
スルメでもこの剣先スルメは最高で、高級な飲み屋さんなら、スルメを注文するとこれが出るかもしれない。
今回も前回もこの赤いかの鮨、刺身、焼きイカと、剣先イカのオンパレードは至福の味だった。
末長く、この船頭さんと長いお付き合いをお願いしたいものです。
参加の皆さんも大満足の様子でした。

メンバーさんがお持ちになった、精巧な木彫りの作品を鑑賞したり、みなさんの趣味の話など、10時近くまで宴は続いて、さすが3時起きの私は瞼が重くなってお先に失礼と挨拶すると、そろそろ頃合とお開きになりました。

キャンプでたった一泊の場合は、翌日の面倒なテントの撤収をしたくないので、テントを張らずに、車にセットしたベッドで寝ます。
早起きと山歩き二箇所の疲れもあって爆睡で、長ぁーい1日の終わりでした。

キャンプ2日目は、6時に起床。
朝は秋らしく凛と冷えた空気で寒く、フリースのジャンパーを着込む。
今朝作る料理は、昨日の釣果の鯛、カワハギ、それに赤イカを昨日のうちに船頭さんに捌いて貰っていたので、これで作るブイヤベース風の海鮮スープ。
これに茹でたパスタ、コンキリエを入れる。
スープは事前にトマトベースで作って持って来ていた。
寒い朝ならこんなアツアツのスープもいいですよね。
昨日のビーフシチュウを作った鍋で同量のスープを作って、これも完食して頂きました。写真また忘れました。(笑)

その他大量のスクランブルド・エッグや昨晩の鍋物の残り、これがまた味が一晩寝て良くなっている。
それやこれやで朝から1日分のカロリーを摂ってしまったようだ。
そんな最中に、船頭さんの愛犬、ハナちゃんが行方不明の事件が発生。
ご夫婦でアチコチ探し回って2時間、我々にもなついてくれているワンちゃんなので気が気ではない。
キャンプ場の中のハナちゃんが見つけ易い場所に車を置いてハナちゃんを待つ。

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10時過ぎには、警察にも一応電話をしたりして皆で心配していると、キャンプ場の海に続く道の方から、元気な姿を現して帰って来た。

"ハナちゃんが帰って来た!"皆の歓声が上がった。
ハナちゃんは自分の車に飛び乗って、ようやく安心したのか、貰った水をゴグゴク。
広いキャンプ場で、はしゃいでアチコチ走っている内に、キャンプ場から外に出て、ハナチャン自身がハッと気が付いたら、"ココはドコ?"状態になっていて、帰り道が分からなくなっていたのかも。
安全な車の中でホッとした表情はやはり、心細い思いをしたのだと思う。

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ご夫婦もようやく安堵されて落ち着いた様子に、我々も一安心。

ハプニングも無事収まり、ようやく落ち着いたので、お仲間の得意のかくし芸の用意が始まる。
随分昔の映画か何かで見た記憶のある、「ガマの油」の口上芸のようです。
なんと、小道具の用意も半端ではなく、このまま何処かの神社のお祭りの屋台の一つで、そのままガマの油を売ることができそうな立派なもの。
何事も凝り出すとキリがありませんよね。

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ガマの油では、半紙を切って、一枚が二枚、二枚が四枚、四枚が八枚と、マージャンをする人は先刻ご承知と、百二十八枚まで数えて刀の切れ味を示す有名なシーンを熱演します。

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遠い子供時代を思い出すような、郷愁を呼ぶ芸でした。
今となっては貴重な芸になってしまいました。ずっと守って欲しいと思いますね。

こうして、二日にまたがったキャンプオフ会もようやく、解散です。
また何処かで会いましょうと、それぞれ帰路につきました。

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私の帰り道は、急ぐ必要もないので、のんびり越前街道で日本海の海岸の風景を楽しみながら、福井県の敦賀市を回ることにした。
福井市まで8号線を走り、市内の蕎麦屋さんで昼食にした。
南越前町の桜トンネルを過ぎて、道路案内の「しおかぜライン」の表示で右折する。
以前はここは有料道路で料金を払って通った記憶があるが、その後償還が終わって無料になったと聞いていたので、海岸沿いの景色の良いルートなのでまた走ってみることにした。

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敦賀港に寄って、毎年12月にセイコ蟹を買う魚問屋に寄ってみると、蟹のシーズン以外は休日は休業のようで、絶品の乾したカレイを買いたかったのに、無駄足を踏んだ。

敦賀には、「敦賀三山」と呼ばれる山があって、野坂山・岩籠山・西方が岳である。
野坂山と岩籠山はもう登っていて、敦賀半島にある西方が岳だけまだ登っていなかった。この山の登山口をチェックして帰ろうと思っていたのだけれど、少々ドライブ疲れを感じ始めていて、無理をしないで敦賀から高速で直接家に帰ることにした。
高速道路の単調なドライブをしていて、猛烈な眠気に襲われ、途中のSAで一休み。
家に着いたのは夕方6時でした。
8日、9日のキャンプオフは、なかなか密度の高い楽しい二日間でした。
お世話役の船頭さん(Dさん)ご夫婦には厚いもてなしを頂き、お疲れ様でした。
参加の皆様にも感謝いたします。
また来年、皆さんに何処かで会えるといいですね。


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