BOGGYのイタリア料理と山と野草

イタリアファンのBOGGYが作って食べるイタメシのプログです。 登山、ピクニックのアウトドア・イタリアンはいかがでしょう。 革工芸も始めました。

八乙女山と石川県森林公園散策(2011-10-08)

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8日は、夏前から計画されていた石川県かほく市にある大崎海浜公園のキャンプ場でのキャンプオフ会である。
昨年秋にも能登でのキャンプオフがあったので、今回はその途中になるので、ルートや時間的な感覚も分っていた。
キャンプ場に集合するのは午後なので、ゆっくり朝寝をして出掛ける方法もあるのだけれど、折角出掛けるなら、行く途中の山に登りたいと思って、地図を調べると、八乙女山というロマンチックな山の名前が目に止まった。
この山は、富山県南栃市にあって、東海北陸道の福光インターから近いことが分った。
高さも756mで、登るのに一日かかってしまうほどではなく、私としては、午前中に下山できるなら好都合なのだ。



前夜は10時に寝て3時に起床し、お弁当のイタリアン・チャーハンを作り、4時前にインターに入ることができた。
これで深夜割引になって通行料金が半額になる。

メインイベントのキャンプ用の料理は数品、前の晩に仕込み済みで、既に車に積んである。
4時前後の道は空いていて、マイペースで走れるのが良い。
途中のSAで熱いコーヒーとパンで朝食を摂り、明るくなるのを待って7時丁度に福光インターを降りた。
30分ほどで登山口のある閑乗寺公園に到着。
さすがこの時間では人一人も見かけない深閑とした公園だ。

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(公園上の駐車場から帰りに撮影)


登山口を探しに車で林道に入ってみる。
この林道は地図によると、八乙女山の山頂近くまで行っているようだ。
登山の前半の三分の一は、この林道を歩くことになるので、林道から登山道の入り口の近くに車の置ける場所があるなら、車でショートカットしようと考えた。
林道途中の登山口に車を置くスペースも見つかったので、ここからスタートする。

尾根に上がるまでは薄暗い林を歩く。
時折チラリと狭い展望があるのが救いである。

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しばらく登ると、朝日の木漏れ日を浴びる尾根道になった。
後でこのあたりが一番登山道の雰囲気の良い所だと分った。

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車で歩きを省略したこともあって1時間かからずに、子供の絵を張り巡らした東屋と駐車場のある林道に下りた。

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林道の反対側には「30分八乙女山一週コース」の案内が立っていて、つまりここから15分で山頂だということだ。

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岐阜の池田山もこんな山頂近くの林道から登れる山があって、山頂では登山靴とザックを背負った人と、サンダルやズックで何も持たずに登った人とが混在する。
真面目に下から登って来た人は、少し白けてしまう山だ。
この八乙女山も同じパターンなのだ。

林道から山道に入ると、ツリガネニンジンが一つポツンと咲いているのに出会った。
本当は、アケボノソウでも咲いていてくれればという淡い期待があったのだけれど、その代わりがツリガネニンジンでは寂しい。

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暫く歩くと送電線の鉄塔があって、そこを過ぎると途中でまた林道に出会って、この林道を歩かせられる。
また林道かとムッとした気分になりかかったが、そこにはこの山では一番かもしれないブナの大木があったので気を取り直す。

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林道を曲がると、突然バイクのエンジン音がして驚いた。
ここまでバイクで来て、山頂まで徒歩百歩で登ってから降りて、帰ろうとする若者だった。
つまり林道から再び最後の数十メートルの山道で山頂に至るのだ。
これってバイク登山? 若い人達に流行ってるのだろうか・・・。

展望が無いらしい覚悟はしていたけれど、やはり周囲は木がびっしりで、開放感がない山頂だった。

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10畳ほどの広さの山頂の中央には三等三角点があり、とりあえず登ったという記念の写真を撮って、長居は無用とそそくさと下山にかかった。

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途中で出会った林道をそのまま下ると、先ほどの駐車場に出た。
駐車場には車が止まっていて、二人の男性が東屋の前で立ち話をしていた。
聞くと、登山のつもりはなく、遠来の客を案内して林道のドライブをして来たという。
遠来の客という方が福島県の出身と分り、話が弾み、暫く三人で立ち話をしていた。
案内役の方が東屋の端に、「熊さんにごあいさつ」と書かれた長い竹筒にを示して、これ何だか分ります?と聞く。

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熊への注意書きなら、熊に注意と書きますよね、と言うと、東屋に立てかけてあった棒を取ると、その竹筒をガンガンと叩いて見せて、熊にこうしてあいさつするのです、と言う。
なるほど、我々がザックに鈴を付けて鳴らして歩くのと同じなのだ。
岐阜県では見たことがないけれど、土地が変わると、アイデアも変わるのですね。

山頂の展望がなくてガッカリしたと話すと、山頂と違って、林道の途中には見晴らしの良い場所があるのだそうだ。
岐阜から来て、これから金沢の方に行くと言うと、先があるなら、これから下に降りるので一緒にいかがと誘ってくれる。
実は、キャンプ場に行く前に、キャンプ場の近くに「石川県森林公園」という場所があって、時間があれば、ここの様子も見てみたいと思っていた。
この山の下山時間を短縮できれば、森林公園に行けると思ったので、これ幸いと、便乗をお願いすることにした。
私のために途中の展望地や、布滝ではわざわざ車を止めてくれる親切な人だった。感謝感謝。

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車のお陰で、9時少し前に公園上の駐車場に戻る。
ここには立派な展望台があるので、登ってみたが、山頂よりここの展望が一番だつた。

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八乙女山という魅力的な名前に惹かれて登ったけれど、正直言って、岐阜からわざわざ出掛けて来て登るほどの山ではなくて、今回のようについでがあって登る山かもしれない。お勧め度は★☆☆☆☆ですか。

9時に公園を出発して、石川県の森林公園に向かう。
小1時間ほどで行けるので、高速に乗って回り道をするより、直線距離で一般道路を走ることにした。

10時過ぎに森林公園南口に到着。
市街地から森林公園の山地の道に入り、暫く走ってから公園の管理棟があるので、かなり広大な森林公園だ。

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そこのインフォメーションセンターで案内図を貰い、二時間ほど歩けるコースを教えて貰う。
八乙女山の下山時間が節約できたので、ここは様子を見るだけのつもりが、少し歩けるようになったのが嬉しい。
おおよその歩いたコースを黄色の線で示します。

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南口から少し舗装の道を歩き、つつじの道という案内で公園の中心部に下る道に入る。
林の中に階段が続く。

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しばらく下ると、中央の大きな池にかかる赤い鴨池橋に出る。
橋はかなり高く、先行する老夫婦が恐そうに渡っていたのが印象的だった。
後ろから迫って慌てさせてはいけないと、渡り終わるのを待つ。

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橋の両側の池はかなり広い。
ボート遊びもできるようだ。

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橋から今度は登りになり、しばらく登ると、松葉台という広場に出た。

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ここから子供の広場に向かう。距離は700メートルと書いてあったようだ。
ひっそりした林道を歩く、時々歩く人達に出会う。
南口で観光バスを降りていた登山スタイルの熟年組み20人ほどのグループは、何処を歩いているのか・・・。

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しばらく林道を歩くと、亀山岬という湖畔の東屋があった。
静かで人の気配もないので、ここで暫く休憩する。

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また林道に戻り、子供広場の案内に従い、登りの山道に入る。
上の方から賑やかな子供達の声が聞こえてきて、子供広場に到着。
大きなすべり台や遊具がある広場で、やはり子供連れの家族が沢山遊んでいた。

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ここから「わらびの道」の道標の山道に入る。
この道はあまり管理がされてなく、歩く人もないのか、雑草が茂り、蜘蛛の巣が道を塞ぐ、公園の中とは思えない悪路だったけれど、私には野趣があって面白かった。
距離も一番長く、ようやく森林公園事務所のある善倉口の近くの舗装路に出て、ここから南口のインフォメーションセンターに戻った。

写真08
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12時過ぎになっていて、お昼用にと、イタリアン・チャーハンを持って来ていたけれど、あまり空腹感がなく、食べずに空いている洒落たレストランでソフトクリームを食べて一休み。
この森林公園は、金沢市や近隣の町の人達に人気がある場所だと分かった。
私にも好感度の高い公園だった。

午前中の行動だったけれど、山一つと森林公園の二つを歩くことが出来て、中身の濃い半日だった。
ここからはもう近い大崎海浜公園キャンプ場に向かう。
続きは午後のキャンプオフのリポートで・・・。


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